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    VTuber「ぶいすぽっ!」運営がAIイラストに新ルール “ファンアートタグ”使用禁止を明文化

    2025年6月23日、VTuberグループ「ぶいすぽっ!」を展開する株式会社バーチャルエンターテイメントが、AI生成イラストに関する新たなルールを公式X(@Vspo77)で発表した。ファンアート文化における透明性確保を目的としたもので、今後はAI作品に「#AIイラスト」の使用が必須となる。

    目次

    AIイラストは「#AIイラスト」必須 ファンアートタグの使用を制限

    VTuberグループ「ぶいすぽっ!」の運営企業が、所属タレントのAIイラストに関する投稿ルールを明文化した。新ルールでは「AIイラストにはファンアートタグを使わない」「代わりに『#AIイラスト』タグを必ず付ける」という2点が明示されている。

    これは、AIで生成されたイラストと手描きのファンアートを明確に区別するための措置である。同社は声明の中で、イラストが動画のサムネイルやSNS投稿に活用される場面が増えており、作品の出自を把握する必要があると説明している。

    同社は2022年10月にも「ファンアートはAIを用いずに制作されたものに限る」とするガイドラインを発表しており、今回の声明はそのルールの再確認と強化にあたる。約3年の運用を経て、ファンアートとAIイラストの線引きをより明確にする方向に舵を切った形だ。

    ファンアート文化が根強いVTuber界隈において、運営会社がAI作品の取り扱いについて企業レベルで統一ルールを出すのは異例であり、注目を集めている。

    AI活用と創作文化の調和へ 投稿ルールがもたらす影響は

    今回の「#AIイラスト」必須化によって、AI技術の普及とともに曖昧になっていた創作の出自が整理されると期待される。企業側は作品利用の適切な判断材料を得られ、著作権管理やタレント保護の観点でも有効と考えられる。

    ルールの線引きがクリエイターのモチベーションに影響を与える可能性もあるが、同社はあくまでAIイラストの投稿自体を禁じているわけではなく「#AIイラスト」という専用タグを設けることで投稿の自由と透明性を両立させようとしている点に注目したい。

    他のVTuber事務所ではタレントごとに運用方針を定めるケースが多い中、企業単位でのルール整備は前例が少ない。今後、同様の方針を採用する企業が現れるかどうかは注視されるところである。

    AI技術とファンカルチャーが交差する時代において、企業とクリエイターの間で信頼とルールが両立できるかが問われる中、今回の取り組みがその試金石となる可能性もある。

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