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KDDI、水冷技術でAIデータセンターの省エネ化を加速 東京都の推進事業に採択

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2025年6月17日、KDDIは東京都の「データセンター高効率化実装促進事業」に採択されたことを発表した。AIデータセンターでの水冷技術導入を加速し、冷却性能の向上と電力消費の削減を目指す。
また、今後は大阪でも環境負荷の低減に取り組む方針だ。

目次

水冷技術の導入で都内データセンターの冷却効率を改善

KDDIは、東京都が推進する「データセンター高効率化実装促進事業」において、同社が運営する「KDDI Telehouse渋谷データセンター」での取り組みが採択されたことを発表した。
本事業では、水冷技術(※)による冷却効率の向上を図り、省エネルギー対策に貢献することが目的とされている。

同センターではすでに、水冷による冷却手法の導入検証が進められており、今回の採択によりその取り組みが加速する見通しだ。

さらにKDDIは、パートナー企業と連携し、同センター内に技術検証環境を設置している。
冷却効率を高める設備設計や運用方法の確立に取り組んでおり、AI時代に求められる次世代データセンター基盤の確立を目指している。

※水冷技術:電子機器の発熱を冷却する方法の一つ。液体(水)を用いて熱を吸収・移動させる仕組みで、空冷に比べて効率的な冷却が可能とされる。主に高発熱なサーバーやGPUで活用される。

水冷化でAIインフラの持続可能性向上へ 大阪でも展開予定

今回の事業で得た知見は、KDDIが2025年度中の本格稼働を予定している大阪府堺市のAIデータセンターにも活用される予定だ。これにより、都市部に集中するデータセンターの電力負荷軽減と、環境負荷の分散が期待できる。

AIの普及により、演算能力を支えるデータセンターの需要は急増しているが、その一方で、消費電力量の増加が世界的な課題となっている。今後は、さらに増加する可能性が高いだろう。こうした背景からも、省エネルギー技術の導入は喫緊の課題である。

水冷方式は、空冷に比べて冷却効率が高く、騒音の低減や設置スペースの削減といった副次的メリットもある。ただし、初期導入コストや水資源の使用に対する懸念もあり、導入の際には慎重な設計と運用が求められる。

今後、KDDIのような通信インフラ企業が持続可能なデータセンターのモデルを構築することで、国内外の業界全体への波及効果が期待できる。
東京都の支援を受けた今回のプロジェクトは、その先駆けとなるだろう。

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