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富士ソフトとシステムインテグレータが新会社「BizSaaS」設立 ノーコード基盤でクラウドERP刷新へ

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2025年6月10日、富士ソフトはシステムインテグレータ(SI)と共同で新会社「BizSaaS」を設立したと発表した。
中堅・大企業向けクラウドERPの本格展開を目指し、独自のノーコード開発基盤を軸に業務改革を支援する。

目次

富士ソフトとSI、新会社設立でクラウドERP市場に参入

富士ソフトとシステムインテグレータは、共同出資による新会社「BizSaaS」を2025年4月に設立し、同年6月10日に発表した。
本社は埼玉県さいたま市に置かれ、代表取締役社長にはSIの会長・梅田弘之氏が就任する。出資比率は富士ソフトが51%、SIが39%、梅田氏が10%となっている。

BizSaaS社は、ノーコード開発基盤「BizCodeless」を中核に、クラウドERP「BizSaaS」を展開する。
近年、中小企業を中心にERPのクラウド化が進む一方、中堅・大企業では依然としてオンプレミスやIaaS(※)上で構築された旧型ERPが主流だ。BizSaaSはこうした現状を打破するクラウドネイティブ型ERPとして位置づけられており、各業界・業種の業務に最適化されたアプリケーションをテンプレート形式で提供する。

開発環境はフルマネージドなクラウド上で構成され、サーバーレスアーキテクチャーを採用。拡張性・可用性・セキュリティを高水準で備えつつ、インフラ運用の負荷を軽減する仕組みとなっている。
ノーコード環境でありながら、SQLビルダーやフローチャート、演算ビルダーなどを組み合わせることで、従来のフルコードに匹敵する柔軟性も確保されている。

2026年11月にクラウドERP「BizSaaS Ve1.0」の正式リリースを予定している。先行して、ノーコード開発基盤「BizCodeless Ve1.0」を2025年11月に公開する。

※IaaS(Infrastructure as a Service):仮想サーバーやストレージなど、ITインフラをインターネット経由で提供するサービス。オンプレミスに比べ、初期投資や運用負荷を抑えられる点が特徴。

ERP刷新の切り札となるか ノーコード×クラウドの可能性と課題

ノーコードの強みは、開発スピードと業務部門による自主運用のしやすさにある。ERP導入における「開発コスト」と「社内適応スピード」という2つの課題に対して、BizSaaSは大きな解決策となる可能性がある。
特に、中堅・大企業にとっては既存システムとの連携や拡張性の高さが重要であり、BizCodelessが提供する柔軟な開発環境は注目に値する。

一方で、ノーコードツールが持つ汎用性の限界や、特定業務への適合性に対する不安も根強い。すべての業務がテンプレートで解決できるわけではなく、部分的なカスタマイズやシステム連携には従来型の開発とのハイブリッド運用が求められる場面も想定される。

国内では、ERPのクラウド化が遅れている分、今後の成長余地は大きい。
BizSaaSはノーコード×クラウドという先進的な組み合わせで、新たな市場セグメントを切り拓く試金石となるだろう。

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