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    NTT Com、ゲットワークス、NTTPCの3社、AI時代を見据えた次世代ICT基盤構想で戦略的提携

    2025年6月10日、NTTコミュニケーションズ、ゲットワークス、NTTPCコミュニケーションズの3社は、AI時代に最適化されたICTプラットフォームの構築に向け、戦略的業務提携を発表した。
    電力・通信・セキュリティの課題に対応し、地方創生にも寄与する構想だ。

    目次

    AI時代を見据えた次世代ICT基盤を共同構築

    NTTコミュニケーションズ、ゲットワークス、NTTPCの3社は、AIを中核とする次世代ICT基盤「AI-Centric ICTプラットフォーム」構想の実現に向けて業務提携を締結した。
    提携の背景には、都市部の電力不足やデータセンター建設コストの高騰があり、企業のAI導入を地方分散型で進める必要性が高まっている点がある。

    企業では、機密性の高いデータを用いた独自AIの構築が進んでおり、それに伴って低遅延・柔軟な通信環境が求められている。

    従来の固定的なネットワークでは限界がある中、3社はそれぞれの強みを持ち寄り、最適なインフラを構築するとしている。
    NTTコミュニケーションズは全国70拠点超のデータセンターと強固な通信網、ゲットワークスはGPUサービスとコンテナ型データセンター、NTTPCはGPUクラスタ構築の豊富な経験を活用する。

    提携では、「分散」「柔軟」「安全」「リーズナブル」を満たすAI基盤の提供にとどまらず、地方創生や環境配慮にも注力する方針だ。
    セキュリティ面では、EDRの導入が難しい産業機械やIoT機器にも対応可能な対策を検討。
    通信面では、柔軟な帯域管理が可能なNaaS(※)や、GPUaaS・クラウドとの連携に加え、NTTコミュニケーションズのAPN専用線を組み合わせた統合サービスの提供に向けて取り組む予定だ。

    さらに、電力効率に優れた水冷型GPUサーバーの本格導入も視野に入れ、NTTPCとゲットワークスはフィックスターズと共にその環境構築に取り組んでいる。
    3社は今後、外部パートナーとの連携も進め、構想の拡張と社会全体のデジタル変革への貢献を目指す。

    ※NaaS(Network as a Service):クラウド経由でネットワーク機能を提供する仕組み。柔軟な帯域制御やセキュリティ設定が可能。

    分散型AI基盤の整備が地方と都市の役割を再定義する可能性

    AI時代のインフラ再構築に向けたNTTコミュニケーションズ、ゲットワークス、NTTPCの戦略的提携は、都市集中から地域分散への転換を加速させる起点となる。

    現在、AI活用におけるデータセンターの電力消費や通信遅延、セキュリティの課題が顕在化する中、地方拠点の活用は単なる代替手段ではなく、今後の主戦場となる可能性がある。

    水冷GPUやNaaSなどの導入は、エネルギー効率と柔軟性を両立する手段として有望視されている。
    特に、IoTや産業機器に対応する高度なセキュリティ体制と、帯域の動的制御が可能な通信基盤の整備は、将来的に製造業や医療分野にも波及していくと見られる。

    このような分散型インフラの普及が進めば、地域におけるデジタル産業の定着や雇用創出も期待できる。
    今後は、自治体や電力事業者との連携によって、より持続可能なICTエコシステムが構築されるかどうかが成否の鍵を握るだろう。

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