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アマゾンの通信衛星「カイパー」、第2弾を打ち上げへ 低軌道から高速ネット網を構築

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2025年5月29日、米United Launch Alliance(ULA)は、Amazonの衛星ブロードバンド計画「Project Kuiper」の第2弾ミッションを実施すると発表した。
米国時間の6月13日に衛星27機を打ち上げ、LEO衛星網の本格運用に向け体制を拡大する。

目次

Amazon、衛星ブロードバンド網を本格始動

米宇宙企業ULAは6月13日(米国時間)、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から、Amazonの「Project Kuiper」に向けた通信衛星27機を「Atlas V」ロケットで打ち上げると発表した。
これにより、4月30日に打ち上げられた第1弾ミッション「Kuiper 1」の27機と合わせ、計54機の衛星が地球低軌道(LEO)に展開されることになる。

カイパー計画は、LEO上に多数の小型衛星を配置することで、地上の通信インフラが整っていない地域にも、低遅延・高帯域なインターネット接続を提供することを目的としている。
Amazonはこの衛星ネットワークに、同社のクラウド基盤AWSや地上ネットワークを統合させ、独自の高速通信エコシステムを構築しようとしている。

Amazonは、今後83回に及ぶ打ち上げを計画し、最終的に3200機以上のカイパー衛星を展開する構想を描いている。
使用されるロケットも多様で、ULAの次世代機「Vulcan Centaur」、欧州の「Ariane 6」、そしてAmazon傘下のBlue Originが開発する「New Glenn」などが名を連ねる。

宇宙インターネット構想の加速 次の主戦場は通信インフラの空

Amazonの「Project Kuiper」は、低軌道衛星を活用したグローバル通信網構築に向けて着実に前進している。
第2弾の打ち上げにより54機体制が整い、今後さらに3200機規模まで拡張される計画は、宇宙空間を次世代インフラの中核とする構想の本気度を示している。

この分野では、SpaceXの「Starlink」が先行しており、すでに大規模な運用実績を持つ。
一方、AmazonはAWSとの連携により、単なる通信提供にとどまらず、クラウド、IoT、エッジ処理を統合した総合プラットフォームを構築しようとしている点が特徴だ。
企業や自治体にとって、包括的なITインフラを宇宙経由で確保できるという視点は、従来の通信ビジネスの概念を大きく変える可能性がある。

ただし、課題も多い。
軌道上の混雑、電波帯域の確保、スペースデブリ対策など、今後の事業拡大には慎重な調整と国際協調が不可欠であろう。
Amazonには今後、ルール形成や宇宙環境保護においても、主体的な役割を果たすことが求められるのではないだろうか。

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