OPPOが6月19日に新型スマホ発表へ AI機能でRenoシリーズが進化か

2025年5月30日、スマートフォンメーカーOPPO(オウガ・ジャパン)は、6月19日に日本国内で新機種を発表すると公式Xアカウントで告知した。
AI機能に対応したスマートフォンを開発しているという。
Renoシリーズ最新機種、AI搭載で登場か
OPPOは公式Xアカウントにて、2025年6月19日にスマートフォンの新モデルを発表することを明らかにした。
投稿には「AIスマホで、新しい毎日がはじまる。」との文言とともにティーザー画像が添えられており、AI機能を前面に打ち出した製品になると見られる。
同社はこれまでも、毎年6月に日本市場向けのミッドレンジモデル「OPPO Reno A」シリーズを発表してきた。
2024年には「Reno11 A」を発表しており、今回もその後継機種である可能性が高い。
Reno Aシリーズは、防水性能やおサイフケータイといった国内ニーズに応える機能を備え、コストパフォーマンスに優れた端末として人気を博している。
今回のティーザーにおける「AIスマホ」の強調は、シリーズにおける機能刷新の予兆とも取れる。
AI機能で差別化狙う 中価格帯スマホ市場に新展開か
Reno Aシリーズはこれまで、「使いやすさ」と「価格のバランス」を重視して支持を集めてきた。
そこにAI機能が加わることで、利便性の向上が期待される。
AI搭載のスマホは、AppleやGoogle、Sumsungなどのスマホにも見られるトレンドである。
これまでよりも自然にAIの恩恵を受けられることが特徴で、例えばGoogleのPixelでは、AIアシスタントと自然な会話ができたり、写真のAI加工ができたりといった機能が搭載されている。
OPPOの新機種については、現在はどんな機能が搭載されるかは定かにはなっていないが、スマホ業界のこうしたトレンドを反映しているのは間違いないだろう。
一方で、AI搭載が価格にどう影響するかは注目点である。
これまでReno Aは3〜4万円台を主軸としており、コスト重視の層へのアプローチが崩れれば、他社製品との差別化が難しくなるリスクもある。
また、AIがシステムの根幹に関わる場合、プライバシーのリスクなどが発生するため、その点については評論家や市場のチェックを受けることになるだろう。
現在、中価格帯スマートフォン市場はXiaomiやMotorola、Samsungの廉価モデルなど競争が激化している。
OPPOとしては、AI機能を活用しつつ、日本市場に最適化された独自の訴求ポイントを示す必要があるだろう。