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キヤノンITS、WebPerformer-NX強化 SQL提案や構文チェックを生成AIが支援

PlusWeb3 編集部
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キヤノンITソリューションズは、デジタル業務ツール開発基盤「WebPerformer-NX」に生成AI機能を追加したと発表した。
SQL提案や構文チェックを支援し、国内企業のDX推進に貢献する。

生成AIでSQL実装を効率化、WebPerformer-NXを刷新

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズは2026年1月30日、クラウド型プラットフォーム「WebPerformer-NX」の新バージョンを提供開始した。
今回の目玉は、生成AIを活用した「AI SQLサジェスト」と「AI コードフィックス」の搭載である。

「AI SQLサジェスト」は、日本語で要件を入力するだけで最適なSQL文を提示する機能だ。専門知識があっても時間を要してきたSQL作成を効率化し、実装スピードを短縮する。
生成AI基盤には「Amazon Bedrock(※)」を採用しているため、外部サービスを追加せずにシンプルな開発環境を維持できる点も強調されている。

「AI コードフィックス」は、構文や文法ミスを自動検出し、早期修正を支援する。エラーを減らし、品質向上と障害発生リスクの低減につながることが期待される。

「AI SQLサジェスト」および「AI コードフィックス」は、月額14万円〜の「WebPerformer-NX」に契約していれば、毎月15,000クレジット(最大1,500会話分〜、翌月繰り越し不可)までは無料で利用できる。ただし、利用枠を超えた場合には、別途費用が発生する。
また、毎月付与されるクレジット数は、契約プランによって変動するという。

※Amazon Bedrock:AWSが提供する生成AI基盤。複数の大規模言語モデルを統合的に利用でき、データを外部に出さずにAI機能を組み込める点が特徴。

ローコード×生成AIの進化、内製DXを後押しするか

今回の機能強化は、ローコード開発と生成AIの融合を一段押し進めるものだ。
「WebPerformer-NX」にAIが組み込まれることで、開発経験の差を吸収することが期待される。
人材不足に悩む企業にとっては、内製DXを加速させる追い風となる可能性がある。

また、開発期間短縮と品質平準化もメリットとして挙げられる。
AIによる補助が標準化されれば、属人化しがちなSQL設計や初歩的なミスを減らせるだろう。

一方で、AI提案への過度な依存は、設計思想の理解不足を招くリスクも内包する。
生成結果の妥当性を検証する体制が不可欠だろう。

今後、運用や保守領域にもAI活用が拡張されれば、業務アプリのライフサイクル全体が変わる可能性もありそうだ。「WebPerformer-NX」が単なる開発基盤にとどまらず、企業DXの中核となるかどうかは、実運用での信頼性と活用事例の積み重ねにかかっていると言える。

キヤノンITソリューションズ ニュースリリース

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