KEKKAIがWeb3セキュリティの新たな地平を切り開く: 2.3億円の資金調達と「KEKKAI Mobile」のリリース
Web3セキュリティスタートアップ KEKKAI が2.3億円の資金調達を実施!
Web3セキュリティのパイオニア、株式会社KEKKAIがシードラウンドで2.3億円の資金を調達し、同時に新たなブラウザアプリ「KEKKAI Mobile」をリリースしたことを発表しました。この動きは、非中央集権型インターネットの安全性を高め、セキュリティの新基準を確立することを目指す同社の野心的なステップです。
投資家からの支援と革新的な製品
今回の資金調達ラウンドでは、SBI・Animoca・Gumi・MZ Cryptosが共同運用する「Decimaファンド」、グローバルにWeb3プロジェクトへの投資を行う「Bixin Ventures」や「Sora Ventures」、「Plug and Play」を含む14の投資家が参加しました。これは、KEKKAIの提供するソリューションの価値と、同社がWeb3セキュリティ市場で持つポテンシャルを強く信じている証拠です。
Web3セキュリティの課題とKEKKAIの解決策
Web3.0はブロックチェーン技術を活用した非中央集権型インターネットの進化形であり、NFTや暗号資産(仮想通貨)などを通じて、新たな中心産業としての地位を確立しつつあります。しかし、セキュリティの課題は大きな障壁となっており、特に2022年には年間で約5000億円のセキュリティ脆弱性を悪用した詐欺やハッキング被害が報告されています。KEKKAIはこのような課題に対し、「誰もが安心して利用できるWeb3環境の実現」を目指し、独自のセキュリティソリューションを提供しています。
「KEKKAI Mobile」の特長
「KEKKAI Mobile」は、暗号資産のハッキングや情報流出からユーザーを守ることを目的としたWeb3ブラウザアプリです。このアプリは、トランザクション実行時や署名時にその内容を詳細に分析し、取引の内容やリスクをユーザーに通知します。加えて、ポイント機能が新たに実装され、Web3取引を行なうことやアプリを友人に推薦することでポイントを獲得でき、特定のアイテムと交換できるシステムが導入されています。
↓ダウンロードはこちら
↓アプリを開いた画面のスクショ ※現在リリース記念イベントを実施しているとのこと
今後の展望
KEKKAIは、今回の資金調達を通じて、サービスの充実化と事業拡大を図り、新たな人材を雇用する計画です。また、「KEKKAI Plugin」と「KEKKAI Mobile」を合わせたWeb3セキュリティキットの普及に注力し、法人向けWeb3セキュリティサービスの拡大を目指します。さらに、セキュリティレイヤーの研究開発にも力を入れ、セキュアなエコシステムの構築を進めていくとのことです。
まとめ
KEKKAIのこの度の資金調達と新製品リリースは、Web3セキュリティ分野における同社のリーダーシップをさらに強化するものです。新たなチャレンジと革新を通じて、より安全なWeb3の世界の実現に向けて邁進を応援しています。
情報引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000115914.html