影響力で稼げる!?分散型ソーシャルメディア「friend.tech」とは
稼ぐことができるSNSと話題の分散型アプリケーションである「friend.tech」が2023年8 月にリリースされ、早速話題となっています。
「friend.tech」がどのようなサービスであるのか、どのようにして稼ぐことができるのか、その特徴や注意点等以下考察していきます。
friend.techとは
friend.tech(フレンドテック)とは、2023年8月リリースされたイーサリアムのレイヤー2ネットワーク「Base」をベースしたSNSのDapps(分散型アプリケーション)です。
ユーザーは自分自身の影響力(ソーシャルネットワーク)をトークン化して、ユーザー独自のソーシャルトークンを発行・販売することができ、他ユーザーのフォロワーになりそのユーザーの投稿を見ることができたりメッセージも行うことができるWeb3の思想が反映された新たなSNSです。
自分の影響力をトークン化し価値を可視化でき、それを金銭的な価値と交換できる点が新しく、まさに誰でも影響力をつけることで稼ぐことができるため詳細に見ていきましょう。
friend.tech 公式HP:https://www.friend.tech/
friend.tech 公式X(旧Twitter):https://twitter.com/friendtech
friend.techの特徴
friend.techの最大の特徴は、何と言っても影響力を金銭的な価値に交換できる点です。現在friend.techが注目されている大きな要素は投機性です。Xでインフルエンサーである他ユーザーのトークンを購入し販売することで利益を得られる可能性が高く、その仕組みを見ていきましょう。
自分のトークンを発行/販売(一次販売)する
ユーザーは、X(旧Twitter)のアカウントとfriend.techをリンクさせ、独自のソーシャルトークンである「Keys」を発行/販売することができます。発行したKeysを他ユーザーが購入することにより売上が上がります。
他ユーザーのトークンを購入/販売(二次販売)する
他ユーザーのKeysを購入することで、そのユーザーの投稿を見ることができたりDM(ダイレクトメッセージ)を行うことができるようになります。そして、購入したユーザーに影響力があればそのKeysを購入時よりも高値で売れることが期待できます。
friend.techの注意点
friend.techは、2023年8月にリリースされたばかりであり注意点もいくつかありますので下記します。
招待制のアプリケーション
現時点(2023年9月)でfriend.techは招待制のアプリケーションとなっています。他ユーザーから招待コードを受け取りアプリケーションへ入力する必要があります。招待コードについてはXにて一部出回ってるみたいです。
始めるためには初期費用が必要
friend.techを始めるためには仮想通貨での初期費用が必要となります。0.01ETHをメタマスク等へ入金し、Friend.techの画面からメタマスクへ入金した仮想通貨をアプリ内へ移動させ始めることができます。
発表されている情報が少ない
現状運営者の情報や今後の詳細なロードマップ等は明らかにされておらず、プロジェクトとしての懸念が指摘されています。リリースが開始されたばかりであることも含め公式X等で日々情報を追っていく必要があります。
写真送信機能の新実装
friend.techは2023年8月25日、キー所有者への写真送信機能を新たに実装したと発表し、写真投稿機能導入の24時間後friend.techの収益は18万ドルから82万ドルに急増したとのことでございます。
これはKeysの価値を生み出す幅が広がった、すなわち繋がりたいユーザーから享受できるアイテムが増えたことが大きな要因であると言えるでしょう。このような機能の追加は、各ユーザーが提供できる幅が広がることに繋がり、誰でも憧れのインフルエンサーからの特別な商品や行いは欲しいという一種のファンマーケティングのような役割を担っています。
このように今後も様々な機能が実装されていくにつれて、繋がりたいユーザーが提供できる幅が広がり、影響力のあるユーザーによりお金が集まることが期待されます。
今後の展望
これまでも人気のWeb3プロダクトはリリース当初はとても快調に伸びていきましたが、それを維持することができず減速することが多くなっていました。そこで、今回人気となっているfriend.techに関わる際にどのようなことが大事になっていくかを考察します。
サービスを使用後、金銭的な価値以外に何が得られたか
Web3プロジェクトはトークノミクスの仕様上、基本的には初期参加者が金銭的なメリットを多く享受できる仕組みのため、リリース時には一時的な熱狂を生み出すことが多かったです。金銭的なインセンティブが参加動機となっているため稼げなくなるとユーザーが離れていくことが課題でした。そこでユーザーの継続率を上げるためには、金銭以外の仕組みが必要です。friend.techにおいては、自分が深く関わってみたいユーザーと特別な体験を得ることができるため、その要因が成功の鍵となるでしょう。
小額から試行する
こちらはセキュリティのお話になりますが、サトシナカモトという匿名ユーザーから始まったこともありWeb3では良くも悪くもプロジェクト運営者が匿名なことが多いです。そのため、詐欺まがいのプロジェクトも多く、そのプロジェクトを客観的に分析する必要があります。しかし、分析も限界があるため、実際に少額でプロジェクトに参加しコミュニティの雰囲気を体験してみることが理解へと繋がります。
なぜ、Web3であるのか
Web3という言葉が出てきてから多くのプロジェクトが日々生まれ、なくなっていきました。そこで、やはり「なぜ、Web3であるのか」を考えることが必要です。これは定義というよりは、ビジネスの側面での課題解決や新しさです。Friend.Techの場合では、これまでビジネスには間接的にしか影響を与えなかった個人の影響力というものを、直接金銭的な価値と交換できる点が新しいと言えるでしょう。
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