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米AI企業コアウィーブ、40億ドル調達目指し1週間以内にIPO申請へ

米国のAIクラウド企業コアウィーブが、約40億ドル(約6000億円)の資金調達を目指し、1週間以内に新規株式公開(IPO(※))を正式申請する見通しであることが、Bloombergの27日の記事により明らかになった。
企業評価額は350億ドルを超える可能性があり、エヌビディアのグラフィックチップを早期に採用した同社の成長戦略が注目されている。

目次

シスコなど大手企業の支援受け、AI市場での競争力強化へ

コアウィーブは、企業や研究機関向けに、AI処理に特化したクラウドコンピューティングサービスを提供している。一般的なクラウドサービスと異なり、AIの学習や推論処理に最適化された高性能なGPUを大量に備えたインフラを構築しているのが特徴で、顧客はこれを利用することで、自社でハードウェアを用意することなく大規模なAIモデルの開発や運用が可能となる。

コアウィーブは米国のIPO市場において、AI関連企業として注目度の高い案件となる見込みだ。同社はAI分野の急成長を背景に、データセンターの新設やインフラ拡充のための資金確保を急いでいる。
特にシスコシステムズは230億ドルの評価額での投資に合意しているという。

投資家陣には、半導体大手のエヌビディアをはじめ、マグネター・キャピタル、コーチュー・マネジメント、ジェーン・ストリートなど有力企業が名を連ねている。これら投資家からの資金を活用し、コアウィーブはAI市場における技術基盤の強化を図っていくと見られる。

コアウィーブはNvidiaのGPUを他社に先駆けて導入することで、AI演算処理に特化したデータセンター構築を進めてきた経緯がある。この先見性が評価され、現在の高い企業評価につながっていると分析できる。

IPO計画には不確実性も、市場動向が大きく影響か

一方で、コアウィーブのIPO計画には不確実性も残されている。
市場の動向や内部準備状況によっては、申請時期が遅れる可能性も否定できない。特に足元では株式市場の変動性が高まっており、IPOのタイミングは慎重に判断される可能性がある。

しかし、長期的にはAIクラウド市場の成長は続くとの予測が主流であり、コアウィーブの技術的優位性を評価する声は根強い。
同社は今後も、エヌビディアなど主要パートナーとの関係を強化しながら、AI計算基盤の提供者としての地位確立を目指していくことになるだろう。IPO後の資金を活用した成長戦略の展開が、業界内での競争力を左右する重要な要素となると考えられる。

※IPO : 未上場企業が初めて株式を一般投資家向けに公開し、証券取引所に上場する手続きのこと。大規模な資金調達が可能となり、知名度の向上や事業拡大にもつながる。

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