【2024年7月最新】「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」とは?稼げる?|概要・始め方・将来性を解説
ブロックチェーンやNFTを用いた”Play to Earn”ゲーム「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」が2024年6月17日にリリースされました。
同時に、国内の大手仮想通貨取引所であるコインチェックでは「ブリリアンクリプト トークン(BRIL)」が上場され、さらなる盛り上がりを見せています。
そこで本記事では、「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」の概要や始め方をわかりやすく解説し、最新状況を踏まえた将来性を考えます。
「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」とは?
「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」は、ブロックチェーン技術とNFTを活用した新しいタイプのブロックチェーンゲームで、2024年6月17日にリリースされました。
国内最大手の仮想通貨取引所であるコインチェックでもブリリアンクリプトトークン(BRIL)が上場されました。
「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」は、プレイヤーが「つるはしNFT」を用いて「宝石NFT」の採掘を行い、稼ぐことができる仕組みを提供しています。開発元は「白猫プロジェクト」を手掛けた「コロプラ」の子会社であり、信頼性の高いプロジェクトとなっています。
「ブリリアンクリプトトークン(BRIL)」のIEOについて
ブリリアンクリプトトークンである「BRIL」は、コインチェックでのIEO(Initial Exchange Offering)(※)を通じて発行されました。
(※) IEO(Initial Exchange Offering):仮想通貨(仮想通貨)を用いた資金調達方法
IEOの結果、CoinCheck IEO史上最高の申し込み金額である333億円と、最多の申し込み人数である7.94万人を記録しました。BRILへの期待値の高さが伺えます。
「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」のゲームシステム
ゲーム内では、プレイヤーが「つるはしNFT」を使って宝石を採掘し、その宝石をマーケットで売買することができます。
特に、「つるはしNFT」「宝石NFT」「採掘」が重要であり、これらを駆使してゲーム内通貨を稼ぐことができます。また、今後のアップデートで宝石NFTを加工してメタバースで使用できる機能も追加される予定です。
- つるはしNFT
「つるはしNFT」は、ゲーム内で宝石を採掘するためのツールです。
プレイヤーはこのつるはしNFTを購入し、ゲーム内で使用します。つるはしNFTには耐久度があり、一定の使用回数を超えると効果が薄れますが、修理やアップグレードが可能です。
引用源:https://brilliantcrypto.net/jp/other_pages/pdf/NFTPickaxe_Document_JP_0610Public.pdf
- 宝石NFT
採掘によって得られる「宝石NFT」は、ゲーム内の主要資源です。宝石には複数の種類があり、それぞれ異なる価値を持ちます。これらの宝石は、マーケットプレイスで売買することができ、プレイヤーは取引によって利益を得ることができます。
引用源:https://brilliantcrypto.net/jp/other_pages/pdf/NFTPickaxe_Document_JP_0610Public.pdf
- 採掘
採掘は、つるはしNFTを使用して宝石を得るプロセスです。プレイヤーは特定の採掘場所でつるはしNFTを使用し、宝石を掘り出します。採掘の結果はランダムで、思いがけない時に高価な宝石が得られる可能性もあります。
引用源:https://brilliantcrypto.net/jp/other_pages/pdf/NFTPickaxe_Document_JP_0610Public.pdf
- メタバースでの使用
今後のアップデートで、宝石NFTを加工してメタバース内で使用する機能が追加される予定です。
宝石NFTのユースケースが広がり、さらに多くの価値を生む可能性があります。
引用源:https://brilliantcrypto.net/jp/other_pages/pdf/NFTPickaxe_Document_JP_0610Public.pdf
「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」の始め方
ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)は、以下のステップで簡単に始められます。
公式サイトからゲームをダウンロード
まず、公式サイトにアクセスしてゲームをダウンロードします。
公式サイトには、わかりやすいダウンロードリンクが記載されています。
仮想通貨取引所で口座を開設
次に、上記の仮想通貨取引所(「コインチェック」)で口座を開設します。
MATICもしくはBRILを購入
MATICまたはBRIL(ブリリアンクリプトトークン)を購入します。
銀行振込やコンビニなどで日本円を入金し、取引所でMATICもしくはBRILを購入します。
取引画面で希望の仮想通貨を選び、購入金額を指定して購入できます。
つるはしNFTを購入
採掘に必要な「つるはしNFT」を購入します。
ゲーム内のマーケットプレイスにアクセスし、つるはしNFTを検索します。
希望のつるはしNFTを選び、購入手続きを行います。
購入には、前述のMATICまたはBRIL(ブリリアンクリプトトークン)が必要です。
採掘開始
つるはしNFTを購入したら、ゲーム内での採掘を開始します。
場所ごとに異なる種類の宝石が埋まっており、採掘の結果はランダムです。
手に入れた宝石をマーケットプレイスで売買し、利益を得ることができます。
上記のステップを踏むことで、スムーズに「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」を始めることができます。
参考:https://brilliantcrypto.net/jp/whitepaper/game-system/mining.php
「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」の将来性
ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)は稼ぐことができるのでしょうか?
結論から言うと、明確にどれほど稼げるのかは予測できません。
ここでは、現状のブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)の「ポジティブな要素」「ネガティブな要素」「中立的な要素」を整理し、将来性を検討します。
稼ぐことが可能かどうかをご自身で判断できるよう、ご活用ください
ポジティブな要素
ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)の、現状の「ポジティブな要素」は以下のとおりです。
安定した開発・運営元
「白猫プロジェクト」などを手掛けた「コロプラ」の100%子会社が運営しているため、信頼性が高いです。
また、国内最大手の仮想通貨取引所「コインチェック」でトークンを上場しているため、ラグプル(出口詐欺)の可能性が低く、長期的な運営と安定性が期待できます。
コインチェックIEOの成功
コインチェックIEOにて、過去最高の申し込み金額333億円、最多の申し込み人数7.94万人を記録しました。
参考:https://plus-web3.com/media/brilliantcrypto
海外への展開
ブリリアンクリプトは世界的なサッカークラブ「パリ・サンジェルマン」をプレミアムパートナーに迎えています。
また、南米地域で影響力を持つ暗号資産取引所「Bit2Me」とパートナー契約を結んでいます。
これらのことから、ヨーロッパや南米をはじめとした地域で、今後の商業規模は拡大すると予測できます。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000125018.html
宝石NFTが高額取引された事例
採掘された2.83カラットのデジタルダイヤモンドが、実際に2000MATIC(1MATIC=92円換算:18.4万円)という高額で取引された事例もあり、投資価値が認められています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000125018.html
ネガティブな要素
反対に、ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)の「ネガティブな要素」は以下のとおりです。
ユースケースの少なさ
現時点では、「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」のNFTのユースケースが限られてしまっています。
具体的には、採掘した宝石NFTはマーケットで売買することしかできません。
今後の公式ロードマップによると、宝石NFTを加工してメタバースで使用する機能の追加が予定されていますが、具体的な実装時期が明言されていません。
しばらくは、宝石を掘って売る以外の利用法がないことが課題となりそうです。
収益率の低さ
現在の利益率は、単純計算で約40%しかないようです。
「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」の収益率は、プレイヤーが獲得するBRIL((ブリリアンクリプトトークン)と消費するBRILの比率によって測定されます。
具体的には、以下のとおりです。
利益率=(総獲得BRIL/総消費BRIL)×100
参考資料:https://dune.com/threef/brilliantcryptocashflow
https://note.com/shonen_mochi/n/n29e30cdb4218?sub_rt=share_pb
参考資料から得られる情報をもとに計算すると、現時点ではプレイヤーが獲得するBRILに対して消費するBRILの量が多く、利益率としては約40%となっています。
例えば、プレイヤーが100 BRILを消費した場合、40BRILしか獲得できないという計算になります。
プレイヤーの収益性の低さには、課題がある印象です。
新規ユーザーによるミント数が減少傾向
「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」のリリース当初は新規ユーザーによるミント(NFTの生成)活動が活発でしたが、時間が経つにつれて、勢いが衰えています。
オンチェーン解析ツール「Dune analytics」によると、「new_user_mint_activity」(新規ユーザーのミント活動)は一時的に回復したものの、総じて減少傾向にあることが確認されています。
参考:https://dune.com/threef/brilliantcryptocashflow
ブロックチェーンゲームプロジェクトの成長には新規ユーザーの増加が重要である点を踏まえると、こちらも無視できない懸念材料になります。
ミント数が減少している理由としては、ユーザーの興味が薄れている可能性や、初期のマーケティング活動が一段落した後の自然な減少など、複数の要因が考えられます。
今後、開発チームがどのように新規ユーザーを引きつける施策を取るのかが鍵となるでしょう。
中立的な要素|BRIL(ブリリアンクリプトトークン)の値動き
トークン上場当初と比べると、BRILの価格は大きく下落して半額以下になっていますが、一定量下落した後は比較的安定した価格で推移しています。
ネガティブに捉えるなら価値が下落しているといえて、ポジティブに捉えるなら適正価格に落ち着き安定していると考えられます。
詳細な価格動向はコインチェックのチャートを参照してください。
参考:https://coincheck.com/ja/exchange/charts/coincheck/bril_jpy/3600
まとめ
「ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)」は、つるはしNFTを用いて宝石の採掘を楽しむ国内初のブロックチェーンゲームです。
安定した運営元や成功したIEO、海外展開の可能性などポジティブな要素が多くありますが、宝石NFTのユースケースの少なさや収益率の低さ、新規ユーザーの減少といったネガティブな要素も存在します。トークンの価格は安定しているものの、将来の展望については自己責任で判断することが必要です。
関連リンク
ゲーム公式サイト:https://brilliantcrypto.net/jp/
「BRIL/JPY」のリアルタイムチャート:https://coincheck.com/ja/exchange/charts/coincheck/bril_jpy/3600