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    米SEC、現物ETFに新局面 イーサリアムのオプション取引承認

    2025年4月9日、米国証券取引委員会(SEC)は、イーサリアム(ETH)の現物ETFに対するオプション取引を初めて承認した。
    ブラックロックを含む複数のETFに対する決定であり、仮想通貨市場における金融商品の幅を広げる動きとして注目されている。

    目次

    SECがイーサリアムETFオプション取引を承認、市場拡大への次なる一手

    米SECが今回承認したのは、ブラックロックの「iSharesイーサリアムトラスト」をはじめ、NYSE Americanによる「BitwiseイーサリアムETF」、そしてグレースケールが手がける「Grayscaleイーサリアムトラスト」および「Grayscaleイーサリアムミニトラスト」である。ナスダックISEからの申請に基づき、4月9日に正式な承認が下りた。

    これらのETFはいずれも現物型であり、過去にビットコインETFが辿った道を踏襲している。
    2024年11月にはビットコイン現物ETFのオプション取引(※)が許可されており、今回の決定はその延長線上にあると見られる。
    SECはこれまでも仮想通貨を取り巻く投資商品の監督機関としての役割を果たしつつ、市場参加者の要望と制度の整合性を図ってきた。

    オプション取引の承認により、機関投資家はイーサリアムの価格変動リスクを軽減するヘッジ戦略を実行可能となり、さらに投資収益の機会も広がる。
    市場全体の流動性が高まることで、取引の安定性と透明性も向上すると考えられている。

    ブルームバーグのETFアナリストであるジェームズ・セイファート氏は、「今回の承認は予想通りだが、非常に良いニュースだ」と述べている。

    イーサリアム市場に広がる波及効果、オプション承認がもたらす新局面

    今回の承認は、単なる金融商品の追加という意味合いにとどまらない。
    特に注目すべきは、イーサリアムを対象とするオプション取引が公的に認められたことが、市場参加者に新たな投資判断を促す要因になり得る点だ。

    ビットコインETFと同様に、イーサリアムのオプション承認もまた、機関投資家の参入障壁を下げ、資産としての成熟性を高めると考えられる。
    これまで現物取引のみに依存していた戦略に、柔軟性と多様性が加わることで、市場構造そのものが変化していく可能性もある。

    今後の注目点は、オプション取引がどの程度活発に行われるか、そしてそれがイーサリアムの価格安定性やボラティリティにどう影響を与えるかである。

    一方で、規制強化や取引の複雑化といった課題も残されており、仮想通貨市場の拡大とリスク管理のバランスが今後の焦点になるだろう。

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