アシスト、企業向けAI検索エンジン「Felo Enterprise」提供開始 マルチLLM×RAGで業務変革促進

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株式会社アシストは2025年5月9日、Felo株式会社と代理店契約を締結し、日本発の企業向けAI検索エンジン「Felo Enterprise」の提供を開始すると発表した。高精度な検索と多言語対応を武器に、国内企業の情報活用を革新する。

目次

日本発のAI検索エンジンが企業の知的業務を変える

アシストが提供を開始した「Felo Enterprise」は、マルチLLM(※1)とRAG(※2)を組み合わせた先進的なAI検索エンジンである。従来のキーワード検索とは異なり、ユーザーの目的をAIが自律的に理解し、必要な情報を自ら収集・分析・出力する点に特徴がある。

100以上の言語に対応しており、英語や日本語、フランス語、アラビア語などの言語差を意識せずに最適な情報取得が可能。検索対象もSNSや論文、ドメイン単位など柔軟に絞り込みができ、学術調査からトレンド分析まで幅広く対応する。

また、信頼性の高い情報を優先表示する自動評価機能も備え、検索結果の質を担保。さらに「Agent Store」では、社内検索やカスタマーサポートなど用途別のAIエージェントを導入でき、企業ごとのニーズに応じた業務効率化を実現する。

検索結果はスライド、マインドマップ、PDFなどにワンクリックで出力可能。NotionやCanvaとの連携、Googleドライブ保存、チーム共有機能により、生成コンテンツの活用もスムーズである。

Felo EnterpriseはSOC2認証を取得しており、企業情報の安全な取り扱いにも配慮されている。SSOや権限管理に加え、ユーザーデータはAI学習に一切使われないため、企業内で安心して導入できる仕組みが整っている。

国産AIの導入が広がる兆し 競争力強化への鍵となるか

Felo Enterpriseの導入は、単なる検索効率の改善にとどまらない。GPT-4oやClaudeなど複数のLLMを使い分け、自問自答や5W2H(※3)視点での多角的な分析を可能にすることで、経営判断や商品企画、マーケティングに至るまで幅広い業務領域での活用が期待される。

リアルタイム情報を即時に収集し、スライド化や共有まで一貫して自動化できるため、スピード感が求められる現場においても力を発揮する。特に情報感度の高い企業にとっては、競合よりも一歩早く意思決定を下すための有力なツールとなるだろう。

アシストは「国内ユーザーに最適化された検索体験」に共感し、Feloと本格展開を決定。2028年までに国内企業500社への導入を目標としている。価格はPremiumプランが月額7,399円、Ultimateプランが月額11,899円(いずれも5ライセンス以上)と、実務利用を前提とした設計だ。

日本企業がグローバル市場で競争力を維持するためには、データの活用精度とスピードが不可欠となる。Felo Enterpriseは、その基盤となるナレッジ活用と業務自動化のハブとして、AI導入の「第二フェーズ」を象徴する存在と言える。

※1 マルチLLM(大規模言語モデル):複数の自然言語処理AIモデルを用途や精度に応じて使い分ける技術。
※2 RAG(検索拡張生成):外部データ検索と生成AIを統合し、事実に基づいた回答を行う手法。
※3 5W2H:問題解決や情報整理のためのフレームワーク。When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)、How much(いくらで)から成る。

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