ガーミン、AI活用の新サブスク「Garmin Connect+」を発表

2025年3月27日(米国時間)、ガーミン(Garmin)は新たなサブスクリプションサービス「Garmin Connect+」を発表した。
月額1180円(約6.99ドル)で、AIを活用したパーソナライズされたフィットネス洞察や多彩な新機能を提供する。
Garmin Connect+の主な特徴
Garmin Connect+は、ユーザーの健康やアクティビティデータを基に、AIが個別のフィットネス洞察や提案を行う「Active Intelligence」機能を搭載している。これにより、ユーザーは自身の進捗を深く理解し、目標達成に向けた効果的な戦略を立てることが可能となる。
さらに、カスタマイズ可能なグラフやチャートを用いたパフォーマンスダッシュボード、スマートフォンでリアルタイムの心拍数やペース情報を確認できるLive Activity機能、Garmin Run CoachやGarmin Cycling Coachを通じた専門的なトレーニングプラン、限定チャレンジによるバッジ獲得など、多彩な機能が追加されている。
料金プランは、月額1180円(約6.99ドル)、年額1万1800円(約69.99ドル)で、30日間の無料トライアルも提供されている。ユーザーはサービスを試用し、継続利用を検討することができる。
ガーミンのこの新たな取り組みは、テクノロジー業界におけるAIを活用したパーソナライズドサービスの流れに沿ったものである。
競合他社であるWhoopやStrava、Ouraなども同様のサービスを展開しており、ウェアラブルデバイス市場におけるAIの導入は今後さらに進むと予想される。
特に、スマートリングなどのデバイスに関連するサブスクリプションモデルが多かった中、ガーミンが新たな市場に参入することは注目に値する。
今後の展望
ガーミンが発表した新しいサブスクリプションサービス「Garmin Connect+」は、競合他社であるWhoopやStrava、Ouraなどが既に展開しているAI機能を取り入れたフィットネスサービスと同様の流れに沿ったものであり、ウェアラブルデバイス市場におけるAIの導入が今後さらに進むことが予想される。
さらに、他のフィットネスデバイスメーカーもAIを活用したサービスを強化しており、ガーミンが市場での競争力を維持するためには、独自性のある機能やサービスの提供が求められるだろう。
たとえば、ユーザーのプライバシーを重視したデータ管理や、より高度なパーソナライズ機能の追加などが考えられる。
これらの取り組みが、ユーザーの満足度向上と市場での優位性確保につながると考えられる。