NFTや暗号資産の会計・税務をサポート!Aerial Partnersが変えるデジタルアセット管理の新常識
暗号資産やNFTなど、デジタルアセットの普及が進む中で、それらの会計や税務対応を支援する専門的なサービスが求められています。
株式会社Aerial Partners(以下、Aerial Partners)は、ブロックチェーン技術の社会実装を推進し、個人や企業がデジタルアセットを安心して活用できる環境を整えるため、会計・データ管理サービスや資産管理・税務関連サービスなど幅広いソリューションを提供しています。
本記事では、Aerial Partnersが解決する課題や提供するソリューションについて詳細を解説します。
価値革命を実現するインフラを提供する「Aerial Partners」
Aerial Partnersは、「価値革命の実現を支えるインフラを提供する」というビジョンのもと、暗号資産(仮想通貨)の業界を支援する多様なツールとサービスを展開しています。
代表的なサービスとして、暗号資産の損益計算を簡単に行える「Gtax」シリーズがあり、個人や法人、税理士向けに幅広く対応しています。また、デジタルアセットを扱う事業者に向けた会計・データ管理の支援ツール「Aerial」シリーズも提供し、利用者が複雑な会計処理をよりスムーズに行える環境の整備を行なっています。
デジタルアセット事業者向け会計・データ管理サービス
ここでは、デジタルアセット事業者向け会計・データ管理サービスをご紹介します。
経理サポートツール「AWA(Aerial Web3 Accounting)」
AWA(Aerial Web3 Accounting)は、暗号資産取引に伴う会計業務の効率化を目指して開発された専門ツールです。このツールは、企業が複雑な取引形態にも対応できるよう、アドレス指定での自動取引履歴取得と個別登録機能を備え、すべての取引形態に柔軟に対応します。また、取引ルールを設定しておくことで、定期的な取引を自動で仕訳でき、手作業の負担を大幅に軽減することも可能です。
さらに、AWAで作成された仕訳データは簡単に主要な会計ソフトにインポートできるため、既存システムとの連携がスムーズです。今後は、帳簿データの確認や編集、削除が可能な機能も追加予定で、より高度な帳簿管理を行うことができるようになります。
EthereumやBinance Smart Chainなど、多様なブロックチェーンに対応しており、AWAは暗号資産を取り扱う企業にとって、正確で効率的な会計処理を支える信頼性の高いツールとして活用されています。
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データ管理ソリューション「ADM(Aerial Data Management)」
ADMは、企業の管理体制に合わせて開発する交換事業者・金融事業者向けのデータ管理ソリューションであり、外部データや社内システムとシームレスに連携できます。取引所や販売所、ブロックチェーン、自社システム、ERP、SaaSなど、さまざまなソースからのデータを収集し、一元的に管理することで、データの整合性を保ちながら効率化を図ることが可能になります。
データ管理のプロセスでは、まず「残高の照会」や「トランザクションマッチング」によって取引データを整理し、不整合やリスクを「差異分析」で把握します。また、法令遵守に対応するための仕組みや、決算業務を支援する機能も備えており、企業のガバナンス体制を強化します。さらに、内部取引にも対応し、仕訳起票やプロジェクト管理などの会計業務の包括的なサポートを行なっています。
これらのデータ管理プロセスを通して生成されたデータは、「仕訳」「経営管理」「法定帳簿」「監査証跡」などのアウトプットとして利用され、企業の経営判断やコンプライアンス維持に寄与します。ADMは、多様なデータを統合し、企業のデータ管理を支えるソリューションとなっています。
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データ管理・損益計算基盤「Gtaxネットワーク」
Gtaxネットワークは確定申告の簡易化等を目的とした、取引サービス事業者への「Gtax」シリーズのデータ管理・損益計算基盤を提供するサービスです。
Phsae1では、利用者が手軽に損益管理できるように「GtaxネットワークAPI」を用いて、参加企業の取引サービス内で簡易な損益計算機能実装します。Phase 2では、複数の取引所や交換業者のデータを集約し、ユーザーが異なるサービス間での損益を自動計算できる環境を整えます。
Phase 3では、取引情報を元に自動で確定申告を行えるインフラを構築し、国税庁への申告も簡単に行う仕組みを構築し、業界全体の税務管理が効率化され、ユーザーと事業者双方にとっての利便性向上を目指すとのことです。
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デジタルアセット取引における資産管理・税務関連サービス
次に、デジタルアセット取引における資産管理・税務関連サービスをご紹介します。
暗号資産の資産管理・税務サポート「Gtax」シリーズ
Gtax(個人版)は、個人向けの暗号資産の取引管理と確定申告を効率化するためのサービスです。ポートフォリオ機能により、複数の取引状況を一元的に管理し、確定申告に必要な損益を簡単に把握できます。また、NFTやDeFi、エアドロップなどの多様な暗号資産取引にも対応しており、APIやアドレス指定による取引履歴の自動取得が可能です。
Gtax(一般法人・個人事業主版)は、一般法人・個人事業主向けの暗号資産を始めとするデジタルアセットの損益計算サービスです。取引所やウォレットから取得した取引履歴をそのままアップロードするだけで、DeFi取引にも対応し、ウォレットアドレスを登録することで自動で履歴を取得できます。アップロードされたデータをもとに、Gtaxが実現損益を自動計算し、仕訳データを生成します。また、生成された仕訳データは、freeeやMoney Forward、弥生会計といった会計ソフトに対応した形式で出力できるため、法人や個人事業主もスムーズに帳簿記録を行えます。
Gtax(税理士版)は、暗号資産などデジタルアセット取引を行う方から依頼を受ける「税理士向け」の税務サポートツールです。国内外の主要な取引所やウォレットに対応しており、70以上の取引所からデータを取り込んで自動計算を行うことが可能となっています。また、売買や先物取引だけでなく、ステーキング、エアドロップ、レンディング、NFTなど、多様な取引形態にも対応しています。
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Gtax(一般法人・個人事業主版)のサービスページはこちら
Gtax(税理士版)のサービスページはこちら
暗号資産の確定申告サポート「Guardian」
Guardianは、仮想通貨の確定申告を仮想通貨に精通した税理士にお任せできるサービスです。仮想通貨の専門知識を持つ税理士と、損益計算に特化した専任スタッフがチームとなって、損益計算から確定申告までを全面的にサポートすることが特徴となっています。さらに、Gtaxの損益計算サービスを開発・提供してきた豊富なノウハウを活かし、正確な計算結果を導き出すことに強みがあり、税務調査にも安心して対応できる体制を整えています。
具体的には、暗号資産に特化した税務知識を持つ税理士を紹介し、顧客の税務対応を専門的にサポートし、必要な資料を提出するだけで、損益計算から確定申告書の作成までをフルサポートし、すべてオンラインで完結するため、申告までの労力と時間を大幅に削減できます。また、国内外の取引所だけでなく、DeFiやオンチェーン取引にも対応しており、csv形式などでの取引データ取得が可能です。さらに、Metamaskなどのウォレットを通じたオンチェーン取引にも対応しているため、多様な取引形態に対して柔軟に対応できるサービスとなっています。
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暗号資産の税務サポートツール「Gtax(税理士版)」新規お申し込み受付再開
2024年8月5日には「Gtax(税理士版)」をリニューアルし、新たに提供を開始しています。
2018年から提供されてきた暗号資産税務サポートツール「Gtax(税理士版)」は、日本国内における暗号資産の税務およびデータ管理を支え、同じく2018年にリリースされた「Gtax(個人版)」と共に、多くのお客様に使用されてきました。このツールは、暗号資産取引に特有の複雑な損益計算や税務管理を効率化し、税理士がスムーズに業務を行えるよう設計されています。
2022年には、Aerial Partnersのサービス拡充と多様化に伴い、「Gtax(税理士版)」の提供内容を見直しのためクローズドでの運用となっていました。しかし、この度、より多くの方に安心してご利用いただける体制が整い、新規のお申し込み受付を再開する運びとなったとのことです。
Web3事業者向け経理サポートツール「AWA」で「会計帳簿機能」の提供を開始
2024年5月20日には、Web3事業者向け経理サポートツール「AWA(Aerial Web3 Accounting)」にて、新機能「会計帳簿機能」の提供を開始しました。
「AWA」は、NFTなどのデジタルアセットを活用するWeb3事業者向けの経理支援ツールで、仕訳データの作成をはじめ、多彩な機能を提供しています。このたび、新たに「会計帳簿機能」が加わり、サービスがさらに充実しています。
「会計帳簿機能」は、企業内での取引や資産状況を詳細に記録・管理するための機能で、AWAで生成された仕訳データの一覧や詳細をサービス画面上で確認できるようになりました。これまで「AWA」では、作成した仕訳データを各企業の会計システムにインポートするためのエクスポート機能のみ対応していましたが、今回の機能追加により、仕訳データの確認・編集・削除などがサービス画面上で直接行うことが可能です。
また、「会計帳簿機能」は今後さらに拡張される予定で、今回のリリースでは「仕訳帳(β版)」が提供されています。
今後の展望
Aerial Partnersの提供するサービスは、暗号資産やNFTなどデジタルアセットの管理・税務対応の効率化を支援し、ユーザーにとって新しい価値を創出しています。デジタル資産の普及に伴い、こうしたサービスは個人や企業にとって不可欠なものとなりつつあります。
これらのサービスが今後どのように活用され、デジタル資産の管理や税務対応にどのような変革をもたらすのか、以下で考察します。
デジタル資産管理と税務申告を一元化するプラットフォーム
デジタル資産が普及する中、暗号資産やNFTなどの損益計算と税務申告の効率化は、多くの個人や法人にとって大きな課題です。Aerial Partnersの「Gtax」シリーズは、個人、法人、税理士を対象にした損益計算サービスとして、複数の取引所やウォレットからデータを自動取得し、確定申告の際に必要な計算を簡便化します。こうしたサービスが充実することで、複雑な暗号資産の管理と税務処理がワンストップで行えるようになり、利用者は税務リスクを軽減しながら資産管理をスムーズに行えるようになります。
さらに、GtaxシリーズのAPI機能を利用して、複数のサービス間で取引データを自動連携する仕組みが整うと、特に個人投資家や中小企業が税務申告の際に費やす時間と労力が大幅に削減されることが期待できます。デジタル資産の多様な取引形態にも対応しているため、DeFiやNFTを活用した取引も一括で管理可能です。こうした一元化プラットフォームは、今後さらに多くのユーザーにとって不可欠なツールとなり、税務と資産管理の課題を解決する強力なソリューションとなるでしょう。
Web3企業の会計・データ管理をサポートするツール
デジタルアセットを活用するWeb3企業にとって、複雑な取引形態をサポートする会計システムは欠かせません。Aerial Partnersの「AWA(Aerial Web3 Accounting)」は、NFTやDeFi取引に対応し、取引履歴の自動取得や仕訳データの作成、主要な会計ソフトへのインポート機能を備えたWeb3企業向けの経理サポートツールです。これにより、Web3企業は膨大な取引データを簡単に管理し、効率的に会計処理を進めることができます。
また、AWAは「会計帳簿機能」を備え、帳簿データの確認や編集、削除が可能な仕組みが構築されており、さらに企業の財務管理を強化します。Web3企業の業務は、伝統的な企業と異なる複雑なトランザクションを伴うため、こうした柔軟で特化した会計ツールの普及は不可欠です。今後、AWAのようなサービスが普及すれば、Web3企業はより安心してデジタルアセットをビジネスに活用できるようになり、ブロックチェーン技術の社会実装が進むと考えられます。
Aerial Partners 沼澤代表へのインタビュー記事はこちら
Aerial Partnersビジネス開発部長の藤村さんへインタビュー記事はこちら
関連リンク
▼株式会社Aerial Partners 公式HP
https://www.aerial-p.com/
▼株式会社Aerial Partners プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/30093
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