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    Adobe Fireflyに動画生成機能が追加 マーケティングの現場に新たな選択肢か

    2025年2月13日、日本国内で開催された「Adobe MAX Japan」で、アドビが生成AI「Adobe Firefly」のβ版に動画生成モデル「Adobe Firefly Video Model」を追加したと発表した。
    テキストや静止画から瞬時に1080pの動画を生み出し、音声も多言語対応できる新機能は、マーケティングの現場を大きく変える可能性がある。

    目次

    動画生成と音声翻訳が可能な新モデルが示す革新性

    この「Adobe Firefly Video Model」は、利用者が入力したテキストプロンプトや静止画をもとに、1080pの解像度で動画を生成する仕組みを備えている。2D・3Dアニメーションや風景の移り変わりなど、多彩な演出が実現できるのが魅力だ。
    さらにキーフレーム機能によって、開始と終了のカットを細かく設定し、カメラアングルやモーションの調整も行えるため、従来の動画編集に近い自由度が得られると考えられる。

    今回の発表に際し、最大の注目点となったのが「Audio Model」の追加である。
    英語を含む20カ国以上の言語に翻訳できるうえ、話者の声質を維持したまま吹き替え音声を生成できるため、多国籍市場に向けたコンテンツ提供が容易になるとみられる。国際的なマーケティングを展開する企業にとって、言語面のハードルが下がるのは大きな利点であり、プロモーションビデオから教育コンテンツまで幅広い活用が期待されている。

    商用利用と料金プランが見せる新たなマーケットチャンス

    商用利用可能な生成AIとして設計された点も、企業が安心して導入できる要素となりそうだ。アドビは既存のストック素材やパブリックドメインのデータを用いて学習しているため、著作権侵害のリスクは低いとされる。学習にユーザーコンテンツを用いない設計であることも、企業が独自のアイデアや情報を守りやすい仕組みになっている。

    料金プランは月額1580円の「Standard」と4780円の「Pro」の2種類が用意される。Standardプランは5秒間の動画を月に最大20本生成でき、Proプランでは70本まで拡大可能だ。広告やSNSなどで短尺動画を多用する企業にとっては、有用な選択肢になり得るだろう。
    また、4K動画生成やさらなるAIモデルの導入が将来的に見込まれており、今後は本格的な映像制作の場面でも威力を発揮すると考えられる。クリエイターや企業がスピーディーにアイデアを形にできる環境が整いつつある今、Adobe Fireflyはマーケティングの現場に新たな可能性をもたらす存在だといえる。

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