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    Nvidia、四半期決算で売上高78%増の大幅成長—AI半導体需要が牽引

    米半導体大手Nvidiaが2025年2月26日に発表した2024年11月〜2025年1月期決算は、売上高393億3100万ドル(約5兆9000億円)で前年同期比78%増、純利益は220億9100万ドル(約3兆3000億円)で80%増となり、過去最高を記録した。

    目次

    生成AI向け半導体需要の急拡大がNvidiaの業績を押し上げ

    Nvidiaの業績急拡大の主因は、データセンター部門における生成AI(※)向け半導体の需要爆発である。同部門の売上高は356億ドルに達し、前年同期比で93%増加した。これは全体の売上高の約90%を占める数字となっている。データセンター向け製品は高い収益性を持つことから、利益率の向上にも大きく貢献しているとみられる。

    決算発表を受け、市場ではNvidiaの株価が上昇した。
    市場予想を上回る好決算に投資家の期待感が高まったことが背景にあるだろう。この結果は、グローバルなAI技術の進化と普及が想定以上のペースで進んでいることを示唆している。同社の半導体は、クラウドサービスプロバイダーや大手テクノロジー企業のAIモデル開発・運用において中核的な役割を担っていることが明らかになった。

    フアンCEO、新型半導体「ブラックウェル」の需要は「驚異的」と言及

    Nvidiaのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は決算発表の場で、次世代半導体「ブラックウェル」の需要について「驚異的」との見解を示した。これは、同社が近年開発してきた最先端のAI向け半導体製品群の中でも特に注目を集めているモデルである。

    Nvidiaの2025年2月から4月期の売上高見通しは430億ドル前後とされており、成長トレンドが継続する見込みだ。この予測は、AIインフラへの投資が今後も拡大し続けるという確信に基づいている。世界的なAI開発競争が激化する中、同社の半導体技術への依存度はますます高まっていくと考えられる。

    一方で、今年1月27日には、中国のAIスタートアップDeepSeekが、安価なGPUを用いて高性能なAIモデルを開発したことで、Nvidiaの技術的優位性が疑われ、大幅な下落が起きるという事態が起こっている。AI業界での競争が激化する中、Nvidiaは自社の市場独占を守るために、慎重な立ち回りが求められている。

    参考 : Nvidia、これまでで最大の6000億ドル(約93.8兆円)の下落 中国のAI企業DeepSeekが原因か

    エヌビディアの業績は、単に一企業の成長というだけでなく、グローバルなAI産業の方向性を示す重要な指標として注目されている。今後もNvidiaが主要な半導体メーカーとしての地位を維持できるかどうか、注目が集まっている。

    ※生成AI:人間のように文章を作成したり、画像を生成したりする人工知能技術。ChatGPTやMidjourney、Stable Diffusionなどが代表例で、大量の計算処理を必要とするため高性能な半導体が不可欠となっている。

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