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    夢洲駅に4言語対応の案内ロボット「ugo」設置決定、大阪・関西万博に向けたAI活用の社会実験

    2025年4月2日、大阪メトロは大阪・関西万博に先立ち、Osaka Metro中央線・夢洲駅に4言語に対応可能な案内ロボット「ugo」を設置すると発表した。
    来場者の多言語対応と案内業務の効率化を目的に、生成AIを活用した次世代案内サービスが本格稼働する。

    目次

    生成AI搭載の案内ロボット「ugo」が夢洲駅に登場、関西万博に向けた訪日対応の強化へ

    大阪メトロは夢洲駅に多言語対応の案内ロボット「ugo」を設置することを明らかにした。設置期間は2025年4月4日から10月31日までで、夢洲駅の南改札外に配置される。
    同駅は大阪・関西万博会場の最寄り駅であり、国内外から大量の来場者が訪れると予想されるため、現場スタッフの負担軽減と利便性の向上を図る措置であると思われる。

    「ugo」は、NTTが開発した大規模言語モデル「tsuzumi」を含む複数の生成AIを搭載し、日本語、英語、中国語、韓国語の4言語で案内が可能だ。
    利用者の質問に対し、該当言語での適切な回答を生成するほか、自律的に発話し、駅構内で立ち止まった人に声をかけることで自然な対話を促す機能も備える。
    さらに、遠隔操作や自律移動の機能も搭載しており、状況に応じた柔軟な対応が可能である。

    このロボットは、2025年1月15日から3月15日まで御堂筋線・梅田駅で試験的に設置され、6000件を超える応対実績を記録した。
    この実績を受け、万博という大規模イベントに合わせて再び導入される運びとなった。
    大阪メトロは今回の設置も引き続き社会実験として位置づけており、来場者対応の実用性やAIの有効性を検証する考えだ。

    人手不足とサービス品質向上を見据えた先行導入、万博後の本格展開にも期待集まる

    国内の公共交通機関では慢性的な人手不足が課題となっている。
    特に大型イベント時の混雑対応や案内業務では、人的リソースの確保が難しいケースも多い。
    こうした中で、「ugo」のようなAIロボットが一部業務を代替することで、スタッフの負担軽減や対応の平準化が期待される。

    しかし、生成AIは文脈理解に優れている一方で、誤解を招く表現をする可能性もあり、実用性の面では完全に人間に代替できる段階にはないと思われる。
    文化的な配慮やニュアンスを問う質問への対応には限界があるため、利用者がAIに過剰な期待を寄せすぎると、結果的に不満や混乱を招くことになりかねないだろう。

    今後、万博期間中のデータを蓄積し、将来的なサービス拡充に活かせれば、イベント対応にとどまらず、AI案内ロボットが他駅や空港、商業施設などへ展開される可能性もあるはずだ。
    生成AIの進歩とともに、「人に近い対話」が可能な案内ロボットが、都市生活のあらゆる場面に浸透していくことが、十分実現可能な時期に突入し始めたのではないだろうか。

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