野球観戦が次世代化、福岡に登場した「Galaxy AI Seat」の全貌

2025年3月28日から、サムスン電子ジャパンは福岡ソフトバンクホークスと提携し、みずほPayPayドーム福岡に「Galaxy AI Seat」を設置した。観戦者はプロ野球を楽しみながら、最新スマートフォン「Galaxy S25シリーズ」を体験できる。
AIと野球が交差する「Galaxy AI Seat」、観戦体験に革新
今回設置された「Galaxy AI Seat」は、サムスン電子ジャパンと福岡ソフトバンクホークスによる共同プロジェクトである。スポーツ観戦と最新テクノロジーの融合を目指す取り組みとして、2025年3月28日より正式に運用が始まった。
設置場所はみずほPayPayドーム福岡の1塁側5階席で、一般客も利用可能だ。
期間は2026年2月28日までを予定している。
「Galaxy AI Seat」の最大の特徴は、最新の「Samsung Galaxy S25シリーズ」を使ったリアルタイム体験にある。
観戦中に手元のスマートフォンで選手や試合シーンをズーム撮影できるほか、「パーソル パ・リーグTV」のライブ中継を同時に視聴することも可能だ。
これにより、実際の球場の臨場感と、デジタルならではの俯瞰視点の両方を楽しめる仕組みとなっている。
さらに、専用ラウンジの無料利用や福岡ソフトバンクホークスのオリジナルノベルティがプレゼントされる特典も用意されている。
AIフォンの進化と新たなスポーツ観戦体験
2025年2月14日に発売された最新のAIフォン「Samsung Galaxy S25シリーズ」は、AIエージェントを初搭載した新次元のスマートフォンである。Snapdragon® 8 Elite for Galaxyを搭載し、Samsung Galaxy Sシリーズ史上最も強力な性能を誇る。
「Galaxy AI Seat」は、単なる観戦にとどまらない、特別なエンターテインメント体験を提供する狙いがあると思われる。
サムスンは、野球観戦そのものを「新しい体験型コンテンツ」として再定義することで、ファン層の拡大やブランド認知の向上を目指しているのだろう。
「Galaxy AI Seat」が提案する“観る”だけではないスポーツ観戦は、今後のエンタメ産業に大きなインパクトを与える可能性がある。
テクノロジーがスポーツの楽しみ方をどこまで広げるのか、今後の展開に注目したい。