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ispace、三井住友信託銀行から14億円の資金調達を実施 HAKUTO-R計画の月面探査を加速

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宇宙開発ベンチャーのispace社は2025年3月26日、三井住友信託銀行との間で短期借入金から長期借入金への借り換えによる14億円の資金調達を31日に行うと決議した。
この資金は月面探査計画「HAKUTO-R」の着陸船と探査車の開発・運用に充てられ、日本発の宇宙ビジネスの競争力強化につながる見通しだ。

目次

財務基盤の安定化と月面探査技術の加速が狙い

今回のispace社による資金調達は、短期借入金を長期借入金に借り換える形で実施される。
長期借り入れに切り替えることで財務基盤の安定性が向上し、より機動的な経営判断が可能になると考えられる。
調達された資金は主に、月面着陸船(ランダー)と月面探査車(ローバー)の開発および運用資金として使用される計画だ。

ispace社は民間で月を探索する計画である、「HAKUTO-R」を進行している。
すでにプロジェクトのミッション2として、ランディング船「RESILIENCE」の打ち上げに成功しており、最速では2025年6月6日に次回の月面着陸への再挑戦を予定している。
宇宙開発における技術の品質向上サイクルを加速させることで、急拡大する宇宙市場における競争力を高めることを目指している。

ispace社の主力事業である月面探査は、近年国際的に注目を集めている分野だ。
長期的には月面資源の活用やデータサービスの提供といったビジネスモデルの確立を視野に入れており、今回の資金調達はその実現に向けた重要なステップだ。
民間企業による月面探査という新たな市場において、日本発のベンチャー企業が国際的な存在感を示す取り組みとして注目されている。

今後の展望、中長期的な宇宙ビジネス戦略の推進を加速

ispace社はミッション2に続いて、2026年には米国法人が主導するミッション3、そして2027年には日本で開発中の「シリーズ3ランダー」を使用するミッション4を計画している。
今回の資金調達はそれに向けた、中長期的な事業展開を見据えた戦略的な資金調達といえるだろう。

宇宙開発事業は初期投資が大きく、収益化までに時間を要する特性がある。
長期借入金への借り換えにより、資金繰りの安定化と技術開発の継続性が確保される点は、ベンチャー企業にとって極めて重要な経営判断と評価できる。

月面資源の調査・活用を見据えた探査技術の確立は、地球上の資源に依存しない新たな経済圏の創出につながる可能性があり、今後の月面開発競争における重要な一手となるだろう。
一方で、調査技術の確立が難しく、さらに多額の資金を要するミッションであることは疑いがない。
技術的な課題はもちろん、さらなる資金調達が必要であると考えられるため、ispaceの挑戦は長期的に注視する必要があるだろう。

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