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    Meta、Xスタイルの「コミュニティノート」をテスト開始

    2025年3月13日、Metaは、Instagram、Facebook、Threadsにおいて「コミュニティノート」プログラムを2025年3月18日から導入する予定だと発表した。この機能は、ユーザーが投稿に対して補足情報を追加し、誤情報を防ぐことを目的としている。
    第三者によるファクトチェック機能を廃止し、ユーザー主体の情報精査システムに移行する方針だ。

    目次

    Metaの「コミュニティノート」が導入された背景

    Metaがコミュニティノートを導入した背景には、近年の誤情報拡散問題がある。
    従来のファクトチェック機能は、特定の第三者機関が情報の真偽を判断していたが、これには透明性や公平性の観点から批判があった。
    これに対し、新たなシステムでは、ユーザー自身が投稿に補足情報を追加し、他のユーザーがその有用性を評価する形を取る。

    この機能には、X(旧Twitter)のオープンソースアルゴリズム(※)が採用されている。
    投稿に付与されたノートは、異なる視点を持つユーザーによって評価され、多様な立場の人々が大筋で合意した場合にのみ公開される。
    これにより、一方的なバイアスのかかった情報の拡散を防ぐ仕組みが構築される。

    また、コミュニティノートは最大500文字までの記述が可能で、補足情報には信頼性のある外部リンクを添付することが義務付けられている。ノートの投稿者名は非公開となり、ユーザーが自由に意見を述べられる環境が整えられている。

    ※オープンソースアルゴリズム:ソースコードが一般に公開され、誰でも閲覧や改良が可能なプログラムのこと。透明性が高く、改善が容易である。

    今後の展望とグローバル展開

    現在、コミュニティノートのテストは主に米国で行われているが、Metaは将来的にこのシステムを世界規模で展開する計画を持っている。
    米国外では、既存のサードパーティ(※)によるファクトチェックが継続されているが、段階的にユーザー参加型の精査システムへ移行する方針だ。

    この取り組みによって、ユーザーが主体的に情報の正確性を確認し、誤情報の拡散を抑制する文化が定着すると考えられている様子だ。
    Metaは「ユーザーの集合知を活用することで、より信頼性の高い情報環境を構築できる」としており、今後の導入国の拡大やシステムの改善がされる見通しだ。

    ただし、ユーザーによる評価が偏るリスクや、意図的な情報操作の可能性も指摘されている。Metaは、こうした課題を解決するために、アルゴリズムの改善や適切なガイドラインの設定を進めていくのではないだろうか。

    ※サードパーティ:当事者以外の第三者を指す。ここでは、Meta以外の独立したファクトチェック機関を指している。

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