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    生成AIサービスへのトラフィックは251%上昇 Cloudflareが利用実態のレポート発表

    アメリカのネットワークおよびサイバーセキュリティ大手のCloudflareは、2025年3月10日、生成AIサービスの利用実態を調べたレポートを公開した。
    レポートによると、生成AIサービスの月間トラフィックが前年比251%増加し、ChatGPTを筆頭に中国発DeepSeekなどの新規参入者が急速にシェアを拡大している。同時に、生成AIサービスを狙ったDDoS攻撃が390億件に達するなど、成長に伴う新たなセキュリティ脅威も顕在化している。

    目次

    ChatGPT独走から多極化へ、AIトラフィックは251%増

    生成AIのウェブトラフィックは、2024年2月から2025年3月の間に251%という爆発的な成長を記録した。この数値はCloudflareが世界中のインターネットトラフィックから収集したデータに基づいている。

    トラフィック量ではOpenAIのChatGPTが圧倒的首位を維持し、インターネット全体の上位50位にランクインする唯一のAIサービスとなっている。一方で、キャラクターとの対話を可能にするCharacter.AI、文章校正・言い換えツールのQuillBot、コード補完支援のCodeiumといったサービスも急速に利用を拡大しており、競争の激しい市場へと変化しつつある。

    注目すべきは中国発のDeepSeekやイーロン・マスク率いるxAIのGrokといった新規参入サービスの躍進だ。これらのサービスは短期間で大きな支持を集め、AIサービスのトップ10入りを果たしている。技術競争が激化する中、ユーザーにとっては選択肢の多様化というメリットがもたらされていると言える。

    地域別の利用状況を見ると、米国が全体の22.7%を占めてトップに立つ。インド(8.3%)、ブラジル(4.9%)がこれに続き、インドネシア(4.2%)、フィリピン(4%)といった東南アジア諸国の利用も増加傾向にある。

    急増するAIセキュリティリスク

    AI市場の急成長に伴い、セキュリティリスクも急速に拡大している。Cloudflareのレポートによれば、同社は過去1年間で1970億件以上の攻撃リクエストをブロックした。このうち390億件は生成AIウェブサイトを狙ったDDoS攻撃に関連するものだった。

    攻撃の82.7%は一般的なAIチャットボットを標的としており、ChatGPTのような人気サービスが主な狙い目となっている。記録された最大規模の攻撃は2024年2月23日に発生し、単一のAIサービスに対して37億件ものリクエストが送られたという。

    生成AIの発展は、検索エンジンからコード補完、創作支援まで、インターネット利用の形態を根本から変えつつある。ChatGPTをはじめとするサービスは地位を確立しているが、DeepSeekやGrokなどの新興サービスが急速に台頭したことによって、競争も激化している。一方でセキュリティリスクも増大しており、利用拡大に伴うセキュリティ課題への対応が、今後の持続的成長の鍵を握ることになるだろう。

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