オイシックス・ラ・大地とシダックス、誰もが利用できる社員食堂「雨晴食堂」を開店 出社回帰が背景

2025年3月3日、オイシックス・ラ・大地とシダックスが共同で「雨晴食堂」を東京都品川区のゲートシティ大崎に開店した。
テレワークから出社回帰の流れが進む中での、社員食堂の新たな形として注目されている。
出社回帰に伴う社員食堂の再評価
新型コロナウイルス感染症の影響で広がったテレワークだが、2023年以降、多くの企業で出社回帰の動きが見られる。
たとえば、アマゾンが週5日の完全出社方針を打ち出したことは、その象徴と言えるだろう。日本においても、テレワーク実施率が低下しているとの調査結果が報告されている。
出社回帰の背景には、対面でのコミュニケーションの重要性や、組織文化の醸成といった要素が挙げられる。
オフィスでの直接的なやり取りは、円滑な意思疎通やチームの一体感を生み出しやすく、オフィス空間は新たなアイデアや発想を生む場としての役割も持つ。
このような状況下で、「社員食堂」の存在意義が再評価されている。
社員食堂は、社員同士の交流を促進し、健康的な食事を提供する場として、社員の満足度や生産性向上に寄与する。
さらに、食を通じたコミュニケーションは、組織全体の活性化にもつながる。
雨晴食堂の特徴と今後の展望
「雨晴食堂」は、オイシックス・ラ・大地とシダックスの初の共同プロデュースによる職域食堂である。オイシックス・ラ・大地は、有機・無添加食品やミールキットの通信販売を行う企業であり、シダックスは給食事業を展開している。
両社の強みを活かし、健康的で美味しい食事を提供する場として「雨晴食堂」を開店した。
同食堂では、オイシックスが契約する約4000軒の生産者から届く野菜をふんだんに使用している。
ランチタイムでは、規格外野菜も含めた20種類以上の野菜が楽しめるサラダバーが提供されており、ディナータイムでは、野菜やフルーツの端材を活用したサステナブルなメニューやオリジナルドリンクが展開され、野菜の美味しさを余すことなく味わうことができる。
さらに、食堂内は3つのゾーンに分けられ、利用者が居心地よく過ごせる空間作りがなされている。これにより、社員同士の交流だけでなく、地域の人々との交流も促進されることが期待される。
今後、「雨晴食堂」のような取り組みが他の企業や地域に広がり、職域食堂の新たなスタンダードとなる可能性がある。
オイシックス・ラ・大地とシダックスの協業は、食とコミュニケーションを通じて、働く人々の生活を豊かにする一歩であると言えるだろう。
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