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    KDDIとWavelogy、AIを活用した水道管漏水検知の実証実験を宇都宮市で開始

    KDDIとWavelogyは2025年2月28日、AI技術を活用した水道管の漏水検知実証実験を宇都宮市で開始した。
    従来の目視や音響センサーによる検知方法と比較し、より迅速かつ正確に漏水を発見できる技術の確立を目指す。KDDIの通信インフラとWavelogyのAI解析技術を組み合わせることで、水道インフラのデジタル化を推進し、効率的な水資源管理を実現する狙いがある。

    目次

    老朽化する水道インフラと従来の漏水検知の課題

    日本の水道管は老朽化が進み、漏水問題が深刻化している。
    総務省のデータによれば、国内で年間約30万件もの漏水が発生しており、水資源の無駄とインフラ維持コストの増加が大きな課題となっている。
    従来の漏水検知は、作業員による目視点検や音響センサーを用いた方法が主流だったが、これらは膨大な時間と労力を要し、検知精度にも限界があった。

    こうした課題を解決するため、KDDIとWavelogyはAI技術を活用した水道管監視システムの実証実験を開始した。KDDIの通信インフラを活用し、水道管の状態をリアルタイムで監視する。
    WavelogyのAI技術が収集データを分析し、異常検知アルゴリズムによって漏水の可能性を即座に特定する。このシステムにより、従来の方法よりも迅速かつ正確な漏水検知が可能となり、早期対応が実現する見込みである。

    宇都宮市での実証実験と今後の展開

    今回の実証実験は、宇都宮市内の特定エリアで実施される。
    期間は数ヶ月間を予定しており、AI技術を用いたデータ収集と分析が行われる。KDDIのIoT技術を活用し、センサーから取得したデータをクラウドに送信し、WavelogyのAI解析システムがそれを解析することで、漏水の兆候をリアルタイムで検出する。
    この技術が実用化されれば、従来の手法に比べて検知精度が向上し、水道事業の効率化やコスト削減に貢献すると考えられる。

    さらに、実証実験の成果をもとに、他の都市へ展開することも視野に入れている。
    KDDIはスマートシティ(※)構想の一環として、本技術を全国の自治体へ提供することを目指しており、WavelogyもAI解析技術の高度化を進める方針だ。
    また、海外でも同様のプロジェクトが進行中であり、日本発の技術が国際的な水資源管理にも寄与する可能性がある。

    ※スマートシティ:IoTやAIなどの先端技術を活用し、都市のインフラやサービスを効率化・最適化する取り組みのこと。水道事業のデジタル化もその一環として注目されている

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