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    AI活用アニメ「ツインズひなひま」、3月末に地上波放送 AI技術がアニメ制作の未来を変えるか

    2月28日、アニメイトグループのフロンティアワークス(東京都豊島区)と、AIを活用してアニメ制作を行うKaKa Creation(東京都目黒区)が、AIを本格的に活用した新作アニメ「ツインズひなひま」の地上波放送決定を発表した。
    放送は、3月下旬よりMBSで開始される予定だ。

    目次

    AI導入で制作期間を従来の3分の2に短縮

    「ツインズひなひま」は、フロンティアワークスとKaKa Creationが手掛ける作品である。
    全カットにAIを補助ツールとして活用することで、クリエイターの負担を軽減し、従来のアニメ制作手法に革新をもたらしている。
    3DCGソフト「Maya」で作成したキャラクターモデルをAIに取り込み、自動補完させることで手作業の修正を減らし、効率的な制作を実現しているという。

    本作では、制作期間を従来の約3分の2に短縮した。
    これまで制作工数が多く、表現が難しいとされていた「髪の毛がなびくシーン」なども、最終的に人の手で加筆修正することでクオリティを保ちつつ、AI技術ならではの映像表現を追求した。

    将来的には、キャラクターの色塗りなど一部の作業が、現在の10分の1の時間で完了する可能性があると期待されている。

    制作にあたり、テクニカルディレクターには元ボカロPでAIやCG技術に精通するUltra-Noob氏を迎え、さらに生成AIの初期から活動する852話(hakoniwa)さんがAIパイプライン開発を担当している。

    「ツインズひなひま」の概要と今後の展望

    「ツインズひなひま」は、TikTokでバズることを夢見る女子高生の双子、「ひまり」と「ひなな」が主人公の物語だ。再生数を稼ぐため、話題になりそうなネタを次々と撮影していくが、やがて奇妙な”異変”に気づき、不思議な世界へと足を踏み入れることになる。
    ひまり役は、アニメ『ひみつのアイプリ』で主人公を演じた平塚紗依さん、ひなな役は『推しの子』の星野ルビー役で知られる伊駒ゆりえさんが務める。

    「ツインズひなひま」は、2025年3月29日(土)深夜3時38分よりMBSで放送される。さらに、翌日の3月30日からは、dアニメストア、ABEMA、TVerなど、20以上のサイトで配信となる。

    また、3月15日から20日にかけて開催される「新潟国際アニメーション映画祭」では、プレミア上映が予定されている。
    本映画祭では、制作に関するフォーラムも開かれ、KaKa Creationの飯塚直道CEO兼プロデューサーからAI技術の活用についての発表が行われる見込みだ。

    AI技術がアニメ制作に本格導入されたことで、制作工程の効率化が進み、今後の作品づくりにも影響を与えると考えられる。
    一方で、クリエイターの役割がどのように変化していくのか、業界全体の動向にも注目したい。
    今後のアニメ制作は、AIと人間の創造力が交錯する新たな時代へと突入するのかもしれない。

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