【Web3転職ラジオ#1】未経験でもWeb3業界で働くことはできるのか。

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株式会社プロタゴニストでは、Web3業界への転職を検討中の皆さんに有益な情報を発信する「Web3転職ラジオ」を開催しています。

本記事では6月9日に行った第1回転職ラジオの内容をインタビュー形式でご紹介します。

目次

株式会社プロタゴニスト代表 吉田さん

今回は未経験でもWeb3業界で働くことは可能なのかというテーマで、Web3業界での転職支援事業を行っている会社の代表である吉田さんに実情を伺います。

吉田 将人

Founder of http://desume.jp / http://jobpoap.xyz / PlusWeb3_

在宅主婦を活用した人材系・組織コンサルティング会社を経験した後2018年よりシード特化独立系VCに参画。

2020年3月に独立し、「Web3×HR」をテーマとする株式会社プロタゴニストを創業。

最近のWeb3業界の求人状況

──早速ですが、最近のWeb3業界の求人状況について教えてください。

現状は昨年くらいから盛り上がりを見せているNFTなどのブロックチェーンを活用したサービスでいうと、求人は増加傾向にあります。ただ、ブロックチェーンゲームなどに関しては求人自体の母数は増えていないのかなという印象です。なので、業界自体はいろいろ検証しているという状態ですが、求人は増えてきているという感じです。

──Web3会社での給料の支払い方法について教えてください。

Web3の会社とはいっても様々で、NFTプロジェクトをメインでやってる会社であれば、ETHなどのトークンや、NFTで支払われるとこもありますし、普通に株式会社でやってるところであれば、円、海外法人であればドルになってきます。

Web3業界は未経験でも活躍できるのか

──正直なところ、Web3業界は未経験の人でも活躍できますか?

結論から言うと、働けます。しかし、何らかの職務経験やスキルはあった方がいいと思ってます。ほんとに仕事したことがない人だと厳しいかなと個人的には思います。
新卒の方であれば、学生時代からサークルの立ち上げやってましたとかアルバイトリーダーで頑張ってましたなどの経験も活きると思います。
社会人の方であれば、営業経験や、事業開発してましたみたいな今までのスキルがある方が活躍しやすいかなとは思います。

──Web3業界はエンジニアの職種が多いのかなという印象だったのですが、実際のところはどうですか。

Web3はブロックチェーンがメインとも言えるので、エンジニアが主力になるサービスが多いのは事実です。ただ、世の中の流れ的に、エンジニアでなくてもノーコードでNFT作れたりとかも増えてますよね。そうなってくると開発だけでなく、マーケティング、マネージャー、リサーチャー、ファイナンスなどエンジニア以外の職種の需要も高まってきてるんです。結構普通の会社と同じような仕事も増えてきている印象です。

転職時に有利なスキル

──Web3企業から印象が良いスキルとかってありますか。

大きく2つあります。1つはリサーチ力、すなわち新しい情報を見つけて自分のものとできるようなスキルです。もう1つは、時代の流れにもよりますが、最近でいうとBizdevスキルですね。つまり、物を作り出して、売るスキルになります。コンサルとか営業のスキルに近いと思います。

──Web3=グローバルという印象が結構強いのですが、やっぱり英語は話せないと転職は厳しいですか?

必ずしも英語が「話せる」必要はありません。今は翻訳ツールとかも発展してますし、そうゆうのを使ってコミュニケーションが取れる程度であれば問題ないと思います。ただ、英語に対して強い抵抗感がある方は難しいかもしれません。海外のNFTプロジェクトとコラボするなんてことも多いので。

──ビジネススキルが重要になってくるのかなという印象ですが、Web3の知識はどれくらい必要なのでしょうか。Web3にあまり詳しくない人でも転職は可能なんですか?

そうですね。Web3を仕事にするからと言ってめちゃくちゃ詳しくないといけないとかは無いです。ただ先ほども述べたようにWeb3に対する興味はもちろんあった方がいいです。

Web3転職を検討中の方にアドバイス

──Web3転職に興味はあるけど、具体的にどう動けばいいかわからないという方多いと思うんです。そういった方々に向けてアドバイスがあれば教えてください。

今Web3業界はまだまだ新しい業界なので、どこの企業も人員不足なんですよね。ただ、不足してるからといって誰でもいいというわけでは無くて、そのプロジェクトに興味があって「チームに参加したい!」という方が結構採用されてるイメージです。なので、Web3転職に興味がある方は、まずは自分が好きなプロジェクトとか、こんな技術が好きだというのを整理して話せるようにできるといいかなと思います。
私もキャリア相談にのっていく中で「Web3で何のサービスが好きですか」って聞いたときに、具体的に答えられる人は転職が決まりやすい傾向があるかなと感じてます。

さいごに

──最後にWeb3業界に興味のある視聴者さんに向けて一言お願いします。

Web3って皆さんの可能性をすごい広げてると思います。ゲームするだけで億万長者になった人がいたりとか、普段の行動がブロックチェーンによって残っていったりとか、DAOで志等しい人たちと一緒に頑張る経験ができたり。だから皆さんにはもっともっとWeb3に興味をもっていってほしいし、チャレンジする人が増えればうれしいですね。僕らはWeb3業界で活躍する人をテーマに動いているので、もしなにかご相談あればお気軽に連絡いただければと思います。

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