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    NTT-AT、小型AIアプライアンスでネットワーク監視を革新 「@FlowInspector mini」販売開始へ

    2025年5月27日、NTTアドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)は、生成AIを活用したネットワーク可視化アプライアンス「@FlowInspector mini」を6月2日より販売開始すると発表した。

    目次

    AIでトラブル解析、現場に即設置可能な軽量モデル登場

    NTT-ATは、ネットワークトラフィックの可視化・分析を支援する「@FlowInspector」シリーズの新製品として、小型・軽量・低価格を特徴とする「@FlowInspector mini」を投入する。

    この製品は、ネットワーク機器からミラーポート経由で取得したトラフィックを常時収集・加工し、問題解析に必要なデータをパケットログとして保存する。
    生成AIを活用した自然言語処理に対応しており、ユーザーが解析対象の時間帯やキーワードを入力することで、トラブルの原因推定や対策案を自動で提示する仕組みだ。

    従来の可視化アプライアンスと比べ、筐体が小さく、設置の自由度が高いため、常時監視が難しい現場やトラブル発生時に限定的に導入するケースにも適している。
    価格は要問い合わせだが、従来製品よりも安価に提供される予定で、導入障壁を大きく下げる狙いがある。

    NTT-ATは、「@FlowInspector mini」を中小規模ネットワークや複数拠点を持つ企業向けの製品と位置づけ、ネットワーク監視の民主化を推進している。

    生成AIで運用負荷を軽減 中小企業のネットワーク管理に変革

    「@FlowInspector mini」は、生成AIの自然言語処理能力を活用することで、ネットワーク管理の専門知識が乏しい現場でも高度な解析が行える点が大きな特長である。
    これにより、属人化していた運用やトラブル対応が標準化され、ITリソースの少ない中小企業や自治体でも効率的なネットワーク運用が可能になる。

    また、軽量で可搬性に優れる設計から、イベント会場や臨時拠点など、従来の据え置き型アプライアンスでは対応が難しかった環境にも柔軟に導入できる。
    加えて、複数拠点への同時導入によって、障害の発生箇所を迅速に特定できる点も、運用コスト削減や復旧時間の短縮に寄与するだろう。

    一方、AIによる原因推定が完全に正確であるとは限らず、運用者による最終判断や検証は依然として必要とされる。AIが提示する情報をどこまで信頼できるかという観点では、現場ごとの検証と運用ノウハウの蓄積が求められる。

    中小企業にとっては、AIとハードウェアの融合がもたらす運用の効率化という具体的な恩恵が期待される局面に入ったと言える。

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