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    非金融RWAトークン化と暗号資産推進 ぷらっとホームがWeb3子会社設立へ

    2025年5月21日、日本のIoT機器開発企業ぷらっとホーム株式会社が、Web3事業を手がける新子会社「Things Revolution株式会社」の設立を発表した。暗号資産の開発や発行、取得などを含む新領域に進出し、同年7月の事業開始を予定している。

    目次

    暗号資産を軸に新会社設立 非金融RWAのトークン化推進へ

    ぷらっとホームはIoT領域での実績を持つ東証スタンダード上場企業でありながら、近年はWeb3技術の応用にも注力してきた。
    その一環として設立される「Things Revolution株式会社」は、暗号資産に関わる開発・発行・販売・取得と、それに関連する各種サービスの提供を事業内容とする。

    同社が提供する技術「ThingsToken」はIoT機器などの物理資産、いわゆるRWA(※)をトークン化する仕組みであり、非金融分野での活用を想定している。この分野ではまだ競合が少なく、差別化の鍵となりうるだろう。

    また、ぷらっとホームはこれまでも、デジタル証券の管理基盤を持つセキュリタイズジャパンや、Web3レイヤー2技術を開発するRyodan Systemsなどと連携し、Web3分野での布石を打ってきた。
    ただし、暗号資産に関わる業務は法規制も異なる。そのため、ぷらっとホームは新会社を設立することで、リスクと機会を分離し、より柔軟かつ戦略的な運営を行おうとしている。

    ※RWA(Real World Asset):実物資産。現実世界に存在する有形・無形の資産を指し、不動産、機械設備、IoT機器などが含まれる。

    Web3戦略の加速で業界注目 非金融分野のトークン化に商機

    今回の子会社設立は、単なる新規事業という位置付けを超えて、ぷらっとホームが描くWeb3戦略の中核を担うものと見られる。
    特に、非金融領域でのトークン化に照準を当てていることは、デジタル化が進んでいなかった分野に対して、新たな価値創出を行える可能性がある。

    今後、Things Revolutionは、独自トークンの発行や、それに紐づくサービスを展開させるだろう。これにより、IoTデバイスから得られるデータや利用権を資産化し、ユーザー間で流通させるようなエコシステムの構築も視野に入ると思われる。
    こうした仕組みは、従来のWeb2的サービスモデルとは異なり、より分散型で利用者に利益が還元される構造を持つ。

    一方で、暗号資産の扱いには依然として法的・技術的リスクが伴う。国内外の規制動向や市場の変動性を注視しながらの、慎重な運営が求められるだろう。

    とはいえ、日本企業が非金融RWA領域でのWeb3活用に本格参入するのは先例が少なく、今後の業界動向に大きな影響を与える可能性は高い。
    特に、製造業や流通業といった実物資産を抱える企業にとって、Things Revolutionの動向は大きな参考事例となりうるだろう。

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