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    クラーケン、株式トークン化「xStocks」始動 50銘柄超をSolanaで取引可

    現地時間2025年5月22日、米暗号資産取引所クラーケンは、エヌビディア、アップル、テスラなどを含む50以上の米国株式およびETFをトークン化した「xStocks」を上場すると発表した。
    これにより、24時間365日のグローバル取引が可能となり、ソラナ(Solana)ブロックチェーン上で提供される。

    目次

    米クラーケン、株式のトークン化した「xStocks」上場

    クラーケンは、米国株式およびETFのトークン化(※)されたシェアを取引できるプラットフォーム「xStocks」を提供開始した。
    このサービスでは、エヌビディア、アップル、テスラをはじめとする人気株式とETFが対象となる。
    トークンは、ソラナ(Solana)ブロックチェーン上で発行され、Backed Financeが実際の株式を保有しているため、1対1の現金交換が可能である。
    これにより、投資家はこれまで手に入りにくかった米国株式を、低コストで手軽に取引できるようになる。
    クラーケンは、2025年4月に米国10州でこのサービスの提供を発表しており、さらに米国以外の地域への拡大を計画している。


    クラーケンの広報担当者は、「xStocksが合法的に提供されるよう、各法域の規制当局と積極的に協力している」と述べている。
    これにより、世界中の投資家が簡単に株式を取引できる環境が整うことが期待できる。

    ※トークン化:実物の資産(株式、不動産など)をブロックチェーン上で取引可能なデジタルトークンとして発行すること。

    「xStocks」の展開がもたらす影響と展望

    金融機関や投資家がブロックチェーンを利用したトークン化を選択する理由として、従来の株式取引に比べて手数料の削減や取引の迅速化、グローバルなアクセスが可能であることなどが挙げられる。
    そのため、今回のクラーケンのxStocksサービスも、株式トークン化市場の成長を加速させる可能性がある。
    一方で、クラーケンはこれにより、ロビンフッドなどの従来の証券取引プラットフォームと直接競合することになるだろう。

    トークン化は、現物株式へのアクセスをブロックチェーン技術によって解放する新しい方法であり、そのインパクトは今後ますます大きくなると思われる。
    しかし、トークン化市場全体は規制の不確実性に直面しているため、各国での法的整備が急務である。
    特に、金融商品の取り扱いや投資家保護の観点から、今後の規制変更が市場に与える影響には注視する必要があるだろう。

    加えて、トークン化された株式は、暗号資産市場の他のプロジェクトと同様に、投資家のリスク管理能力を試す要素でもある。価格の変動や市場の不確実性が影響する中では、透明性や信頼性の確保が重要となるだろう。


    総じて、トークン化が実際にどれほど広がるかは、規制環境の整備と並行して注視する必要がある。今後数年で、その真価が問われることとなるだろう。

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