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FIFAが独自ブロックチェーンを始動 Web3戦略を本格展開へ

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2025年5月21日、国際サッカー連盟(FIFA)は、デジタルコレクティブルの販売基盤「FIFA Collect」を、アバランチ(Avalanche)上に新たに構築した独自ブロックチェーン「FIFAブロックチェーン」へと移行した。
Web3領域での主導権を狙い、移行を決定したものと見られている。

目次

FIFA、デジタル戦略を独自ブロックチェーンへ集約

FIFA Collectは今回の移行により、FIFAやクラブチームの公式デジタル収集品の取扱基盤を、従来のアルゴランドからアバランチのL1ブロックチェーンへと切り替えた。
これにより、処理の速さや拡張性が向上し、人気の暗号資産であるイーサリアムとの互換性などを獲得した。

アバランチL1は、企業や団体が独自設計ルールによってカスタマイズした「サブネット」と呼ばれているブロックチェーンで、高速処理・拡張性・低手数料といった特長を持つ。

FIFAは、今回の移行について、「人気のウォレットとシームレスに接続できるようになった。アクセスもしやすくなり、成長のための長期的な基盤も構築できた」と説明している。

FIFAブロックチェーンでは、NFT(非代替性トークン)による収集品販売に加え、将来的にはチケット発行やファン参加型コンテンツとの統合も視野に入れているとされ、Web3の全方位展開を可能とする基盤として機能する見通しだ。

FIFAのWeb3本格参入による利便性の向上と課題

今回のFIFAによる独自ブロックチェーン立ち上げは、Web3における大規模な事例として注目できる。
アバランチ側も22日に公式Xで「FIFAは、ただWeb3に参入しているだけでなく、カスタマイズされたアバランチL1で、デジタルコレクティブルの取り扱いやチケット販売などのデジタル戦略を一元化した」と強調した。

ユーザーにとっては、ウォレット連携の容易さや、取引の即時性と低コスト化が大きなメリットとなるだろう。
従来のブロックチェーンではトランザクション遅延や高額な手数料が課題だったが、アバランチL1の採用により、よりスムーズなデジタル体験が可能になると期待できる。

一方で、ユーザーが新たなチェーンに慣れる必要がある点や、過去の資産移行に伴う一時的な混乱も懸念される。
また、Web3領域は規制が未整備な部分も多く、デジタル資産の信頼性やセキュリティ担保も引き続き問われることになるだろう。

それでも、FIFAという国際的なスポーツ機関がWeb3基盤を自主運用する意義は大きく、他競技団体や興行主への波及も十分考えられる。
今後は、スポーツ×ブロックチェーンの枠組みが、エンタメと金融をまたぐ新たな市場として定着する可能性がある。

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