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アニメ生成AI「AniSora」公開 中国bilibiliが1,000万件の学習データで開発

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中国の動画共有サイトbilibiliの研究チームが、2025年5月20日までにアニメに特化した動画生成AI「AniSora(アニソラ)」をオープンソースとして公開した。生成映像はアニメPVやVTuber動画、漫画のアニメ化などに応用可能とされる。

目次

アニメ特化の生成AI「AniSora」がオープンソースで登場

bilibiliの研究チームが発表した「AniSora」は、アニメスタイルの動画生成に特化したAIモデルである。プロンプト(指示文)や静止画像を入力することで、アニメ映像の生成が可能になるという。
モデルは「CogVideoX-5B」をベースにした「V1」と、「Wan2.1-14B」をベースとする「V2」の2種類が公開された。

AniSoraの主な特徴は、一枚の画像からその続きを描いた動画を生成する機能や、複数の画像の間を補完する動画の作成、画像の一部分だけを動かすような生成手法にも対応している点にある。

学習には「1,000万を超える高品質なアニメ・バーチャルアイドル・MMD(※)などの映像データ」が使用されたとされる。
ただし、具体的なデータセットの出典については明言されていない。一方で、概要資料には「ドラえもん」「名探偵コナン」「ミッキーマウス」など、著名キャラクターの画像が用いられており、知的財産との関係も注目される。

ライセンスはApache License 2.0とされており、技術的には自由な利用が可能だが、ベースモデルの権利関係が影響する可能性も指摘されている。

※MMD(MikuMikuDance):3Dモデルを使ってアニメーションを作成できるソフトウェア。初音ミクなどのバーチャルキャラクターを動かす用途で人気。

著作権リスクと創作支援 AniSoraのもたらす可能性と課題

AniSoraの登場は、クリエイティブ領域におけるAI活用の新たな地平を切り拓く可能性がある。アニメPVやバーチャルYouTuber(VTuber)のコンテンツ、静止画ベースの漫画を映像化するなど、従来は高コストだった工程をAIが代替することが期待されている。

また、アニメーション制作の敷居を下げ、個人クリエイターの創作支援にもつながると考えられる。
実際に公開されたデモ映像では、ジブリやディズニー風のスクリーンショットからその続きを自動生成するなど、高いビジュアル表現力が確認できる。

一方で、著作権侵害の懸念も根強い。日本の文化庁は「AIが生成したコンテンツが既存著作物に類似し、依拠性が認められれば著作権侵害となり得る」との見解を示しており、商用利用には慎重な判断が求められる。

今後は、生成AIの自由度と著作権保護とのバランスがより一層問われることになる。技術革新と法制度の整合性を図る動きが、グローバルな課題として浮上していくと見られる。

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