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    浅田レディースクリニックと日本IBM、生成AI活用で不妊治療チャットボット開発

    ネットワーク、配線

    浅田レディースクリニックと日本IBMは2025年5月12日、生成AIを活用した不妊治療チャットボット「チャットボット浅田せんせい」を共同開発したと発表した。
    不妊治療に関する疑問や悩みを抱える患者やその家族が、信頼性の高い情報に気軽にアクセスできる新たな情報提供手段として注目される。

    目次

    生成AIと医療監修が融合した、安心感のある情報提供チャットボット

    今回開発された「チャットボット浅田せんせい」は、検索拡張生成(RAG)アーキテクチャーを基盤とし、浅田レディースクリニックの理事長が執筆または監修した情報のみをもとに生成AIが回答を行う仕組みだ。
    これにより、不妊治療に関する一般的な知識だけでなく、同院独自の治療法や方針についても、正確かつ根拠のある情報をユーザーに提示できる。
    回答には情報源も明示され、透明性の高い情報提供が徹底されている。

    回答の生成にはMicrosoftの「Azure OpenAI Service」が採用され、安定した生成能力と高精度な言語理解を実現する。

    しかし、同チャットボットはあくまで情報提供を目的とし、診断や治療行為を行うものではないとしている。医学的判断は医師による診察を経るべきであり、あらゆる判断の前には専門家への相談が必要とされる点が、利用者に強調されている。

    「チャットボット浅田せんせい」は同日より、インターネット上で利用可能だ。

    信頼情報へのアクセス課題に挑む、新たな医療情報インフラの可能性

    不妊治療を検討する患者層の多くは、SNSや口コミサイトを通じた情報収集を行っているが、その信頼性は低く、誤情報や偏った情報による混乱が後を絶たない。
    浅田レディースクリニックと日本IBMが共同開発した今回のチャットボットは、こうした状況への対策として、不妊治療領域での信頼できる情報へのアクセス課題を解消する役割が期待される。

    今後、こうした生成AIベースの情報提供チャットボットは、患者の情報格差解消や医療リテラシー向上にもつながる可能性がある。
    不妊治療領域以外への応用や、よりパーソナライズされた対話型サービスへの進化も視野に入るだろう。

    一方で、利用者がAIの回答を過信し、誤った判断に至るリスクも指摘されるため、情報提供と医療行為の線引きや利用者への注意喚起は、今後の普及に向けた重要な課題となるだろう。

    「チャットボット浅田せんせい」:https://chatbot-asada.com/

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