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    AIフル活用のローグライクカードゲーム 元アトラスの金子氏が手がける『神魔狩りのツクヨミ』、5月7日コロプラから配信

    2025年5月1日、日本のゲーム開発会社コロプラは、新作ローグライクカードゲーム『神魔狩りのツクヨミ』の配信を5月7日に開始すると発表した。
    開発メンバーの中心には、『真・女神転生』『ペルソナ』を手がけた金子一馬氏が据えられ、AI技術をフル活用した独自のゲーム体験が提供される。

    目次

    AIが「創造する」ゲーム

    『神魔狩りのツクヨミ』は、金子一馬氏がコロプラ入社後に手がける初の完全新規IPとなる。
    金子氏は、1988年にアトラスへ入社後、『真・女神転生』や『ペルソナ』シリーズにてキャラクターデザイン・世界観構築の中心を担い、退廃と神秘を融合させた独自の美学でゲーム史に強烈な足跡を残してきた。
    そんな彼が2023年、突如としてコロプラに合流し、2年の準備期間を経て世に送り出すのが『神魔狩りのツクヨミ』だ。

    ジャンルは「カード創造ローグライク」と銘打たれ、ランダム生成とプレイヤーの選択が絡み合う従来のローグライクに、カード構築要素を加えた形だ。
    ゲームの核となるのは「AIカネコ」によるオリジナルカードの生成システムである。

    このAIカネコは、金子自身が監修し訓練を施したモデルであり、プレイヤーの選択や戦術、行動傾向を分析し、その場に応じたカードを“創造”する。
    同じプレイヤーであっても、ゲームを進行するたびに異なるカードが生成されることで、無数のデッキ構成と攻略パターンが可能となり、プレイごとに新たな戦略が求められる仕組みとなっている。

    ゲームプレイの流れは、複数のステージを踏破しながらカードを収集・強化し、最終ボスの打倒を目指すというもの。
    途中の選択や行動の積み重ねがAIによって分析され、終盤のデッキ構築やプレイ感を大きく左右するという点でも、新たなゲーム体験が提示されている。

    対応プラットフォームはiOS、Android、PC(Steam)で、言語は日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)に対応。
    価格形態は基本プレイ無料のアイテム課金制となっている。

    AIを中心に据えるという挑戦

    今作は、AIがゲーム体験そのものを「創造」する仕組みになっているという点で、AIのゲームへの導入例としても野心的なものと言える。

    従来のカードゲームが構築済みのカードプールから選択する形式であったのに対し、本作はプレイヤーの行動や選択に応じてAIがオリジナルカードを生成するという構造を採用している。
    これにより、毎回異なる展開が生まれ、プレイの再現性を低下させる一方、リプレイ性を大きく高める利点がある。

    一方で、AIによるカード生成は、バランス設計の複雑化を招くリスクがある。
    プレイヤーが意図しない強すぎる、あるいは弱すぎるカードが生成される可能性があり、公平性や戦略性を損なう可能性があり、開発チームがどのような調整を施したのか、注目されるところだ。

    『神魔狩りのツクヨミ』は、ゲームデザインとAI技術がどこまで創造的に融合できるかの試金石となるタイトルになりうるだろう。

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