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    ALSI、「BIZUTTO経費」にAI-OCR新機能を追加 LINE WORKS OCRで請求書処理を自動化

    2025年4月17日、ALSI(アルプス システム インテグレーション株式会社)は、クラウド型経費精算サービス「BIZUTTO経費」に請求書対応のAI-OCRオプションを20日に提供することを発表した。
    LINE WORKS OCRをエンジンに採用し、経費処理のさらなる効率化と精度向上を図る。

    目次

    請求書処理を支えるAI-OCR、高精度な読み取りで手作業の負担を軽減

    経費精算業務は多くの企業にとって時間と労力を要する領域であり、特に請求書入力においてはヒューマンエラーが発生しやすい課題となってきた。
    こうした背景を受け、ALSIは自社のクラウド型経費精算サービス「BIZUTTO経費」に、AI-OCR(光学式文字認識)機能を新たに搭載した。
    このオプションは、請求書をアップロードするだけで、日付や取引先名、税率別の小計、請求総額、さらには適格請求書登録番号(インボイス番号)といった主要項目を自動的に読み取り、申請画面に反映する仕組みである。

    読み取りに使用されるLINE WORKS OCRは、業務文書に特化した高精度の文字認識技術を備え、従来のOCRに比べて誤読のリスクを大幅に低減するとされる。
    さらに、読み取られたインボイス番号は国税庁のサイトと照合され、その真偽を自動的に確認する機能も備わっている。
    従業員は直感的なインターフェースで操作できるため、マニュアルを参照せずともスムーズに利用可能だ。

    導入コストと運用性に見る実用性、BIZUTTO経費がもたらす業務改革の可能性

    今回追加されたAI-OCRオプションは、年間6万円(税別)で利用可能で、最大1,200枚の請求書を読み取れる。
    コストパフォーマンスの面では、特に中小企業やグループ企業にとって実用的な選択肢となり得る。
    加えて、複数の関係会社間で共通利用できる「マルチカンパニー機能」も搭載されており、グループ全体の業務を統合管理するうえでの利便性を高めている。

    一方で、デメリットも見逃せない。OCR技術の性質上、フォーマットが崩れた請求書や手書きの書類に対しては誤読のリスクが残る可能性がある。
    AI補正機能があっても万能とは言えず、結局一部手修正が必要となれば、期待される「完全自動化」には届かない。

    AI-OCRの経費精算分野への応用は今後さらに拡大していくと予想される。
    特にインボイス制度の定着に伴い、インボイス番号の自動読み取りと真偽確認が重要性を増しており、「税務コンプライアンスを担保しながら自動化を進めたい」というニーズは今後も高まり続けるだろう。
    こうした要請に応える形で、BIZUTTO経費のようなクラウド型サービスが標準装備としてAI-OCR機能を提供する流れが一般化する可能性は高い。

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