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AIイラスト生成「mimic」、5月でサービス終了 炎上の教訓と業界への波紋

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2025年4月15日、ラディウス・ファイブは、AIイラスト生成サービス「mimic」の終了を発表した。
炎上を機に審査制を導入し再始動したものの、約2年半での幕引きとなる。著作権と倫理をめぐる議論が収束しなかったことが背景にある。

目次

不正利用問題が直撃、mimicの終着点 再起を図るも信頼回復に至らず

mimicは2022年11月、ユーザーの描いたイラストをもとにAIが画風を学習し、新たなイラストを自動生成するサービスとして登場した。
15枚以上の画像をアップロードすることで、個別のスタイルを反映させた生成が可能となる仕組みで、フリープランと有料プランを展開していた。
月額980円の基本プランでは、500枚までの生成とテキスト指示によるカスタム出力が可能だ。

しかし公開直後から、他人の作品を無断で学習素材に使用することが可能である点に批判が集中。
クリエイターの著作権を侵害しかねない構造が炎上を招き、サービスは一時休止となった。
その後、運営はX(旧Twitter)アカウントによる本人確認を義務付け、自身が描いた作品であることを確認できるユーザーにのみ利用を許可。
さらに、学習用にアップロードされた画像には透かしを挿入し、自動公開することで透明性向上を図った。

それにもかかわらず、2025年6月30日をもってのサービス終了が発表された。
5月16日にはフリープランのイラストメーカー作成機能を、6月16日には有料プランのイラストメーカー作成機能、アシスタント作成機能も停止される見通しである。
約2年半の試行錯誤の末、倫理的リスクと世論の壁を越えられなかった点が象徴的だ。

AIクリエイティブの未来と規範形成 技術革新と社会的受容の狭間で

mimicの終焉は、日本国内におけるAI技術の社会的受容の難しさを浮き彫りにした。
海外では同様のサービスが商業的に成功を収める一方で、日本ではクリエイターの権利保護に対する感度の高さから、技術導入に慎重な姿勢が目立つ。
AIが創作を担うことに対する抵抗感は根強く、倫理的枠組みの整備が後手に回った点も否めない。

一方で、AIによる表現支援は今後も進展すると見られ、著作権との共存を前提とした仕組みづくりが喫緊の課題となっている。
自作イラストのみを対象とする生成AIのモデルや、ブロックチェーンによるデータトレーサビリティの導入など、透明性を軸としたサービス設計が今後求められるだろう。
mimicの教訓は、単なる技術提供ではなく、「誰のためのAIか」「何を守るべきか」といった視点の重要性を業界全体に投げかけている。
クリエイティブ業界におけるAIとの共創は続くが、信頼と倫理の土台なくしてその未来は築けないだろう。

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